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カードワース・リプレイブログ 特集【職業:村人、レベル:1】

2018.03.13(20:43) 439

 クロスもよいですが、まずはリプレイをやってるところが増えることが肝要ですね。
 同胞が増えるのは心強い限りです。

 これからリプレイを書こうかなと思ってる方がいらっしゃいましたら。
 まず、厨二っぽくても、年齢考えろって世代になっても、気にせずに書くことです。
 趣味って、好きだからやるものです。他人の評価ばかり気にせずに、自分がどうしたいかでやるといいと私は思います。
 物書きというものは作品を公開をすれば評価されるものですが、一番のファンは自分であるべきであり、自分が表現したい世界を描けばいいと思うのです。
 ぶっちゃけ、「俺が好きだからやってるんだ!」でいいんです。
 自己満足こそ、趣味の根本原理であると私は思ってます。


 さて、本題に入りましょう。
 
 今回は、私と同様にリプレイ小説をしていらっしゃるモコイさんの

 【職業:村人、レベル:1】

 を紹介いたしますね。

 モコイさんは、わりと最近(昨年後半)にリプレイブログを始められた方です。
 ですが、その執筆速度はなかなかのもの。

 しかも、執筆速度の速さ以上に丁寧な描写、しっかりとしたキャラクターたちの表現に光るものがある方です。
 各キャラクター個人の視点・内心で交代で語られていくストーリー展開は、感情移入しやすくて分かり易いです。

 私も経験しましたが、まず、リプレイブログをやってると最初の試練というか、関門を突破しなければなりません。
 それが「キャラクターの紹介」、「初依頼」の二つです。どちらも御無事突破してらっしゃる当り、頑張られたなぁと。

 勢いで始めると、キャラクター紹介の途中で、語彙の少なさや文章力の限界を感じて筆が止まってしまうことも多く、三日坊主状態になることはよくあります。これは私が小説を書き続けるようになる前に経験した実体験でして、特に一人で書いてると読者さんがいないことなどに気づいてモチベーションがダダ下がりすることがあるんですね。
 私が今まで活動を続けられたのは、ひとえに始めた頃に同胞と言えるリプレイ作家さんが複数いたこともあります。
 その経験から申し上げますと、リプレイ小説を読んでくださった方、そして新しく始める方は、是非他のリプレイ作家さんの記事に感想を書いたり、可能なら交流をしてみてください。
 他の方の作品に触れたり、時にクロス企画を練ったりする過程で交流を始めると、そこから生まれる新しいインスピレーションやモチベーションは多大なものがあるからです。

 そういう意味では、モコイさんのように新しく活動を始めた方との交流には得難いものがあります。
 私も最近お手紙等もやり取りさせて頂いて、得るものがたくさんありました。

 今回はその物語の魅力を特集致します。


◆“道を拓く者”
 モコイさんのパーティ、“道を拓く者”は、元農民の戦士アロイスをリーダーとする六人パーティです。
 職業バランスに優れたチームなのですが、よく見てみると才能型に重複があるなど面白い点があります。

 多くのリプレイパーティでは六枠しかないパーティメンバー枠と基本才能型六種を、そのまま当てはめてパーティを作る場合が多いです。
 一番の理由は、才能型別に職業判定的なことをするシナリオがあるからでしょうか。
 大抵は勇将型と豪傑型で戦士2人、知将型と策士型で術師系2人、万能型で斥候や盗賊役を入れて、標準型で僧侶や精霊術師みたいな職業を抑えると鉄板です。

 対して“道を拓く者”は標準型と万能型が2人ずついる、才能型に縛られないスタイルのパーティです。
 これを見て感じたのですが、「よく考えてみればわざわざ才能型分ける必要ってない」ですよね。
 むしろリアルなら、才能型の重複があってしかるべき。

 カードワースのシナリオをやってて、たまにかっきりと基本才能型六種の六人パーティ前提のシナリオがあるのですが、これはシナリオ側からのプレイスタイルに対する要求ということになります。必ずそうする必要は本来無いのですね。
 多くのリプレイ作家さんやシナリオレビューをされる方々は、スタイルの押しつけを避ける傾向があります。
 自分なりにプレイするシナリオを選択し、リプレイという物語を制作していく自由は、作家さんの特権でもあります。
 私はある意味テンプレートに縛られる傾向もありましたので、モコイさんのパーティ編成に関して、目から鱗が落ちる部分がありました。


◆各キャラクターの魅力
 各キャラクターについて掘り下げてみようと思います。

 典型的なパワー戦士で屈強な身体を持つアロイス。名前の語源(名高い+戦い)からしてかなり戦士っぽいですね。農民出身の戦士ということで、冒険者の典型とも言えます。
 人が好いけど、自分で何でも抱え込もうとする誠実で大きなお兄ちゃん、といったところでしょうか。
 元々行動もそれらしかったのですが、晴れて“道を拓く者”のリーダーになりました
 苦労性な性格ですが、リーダーの才能の一つである「調停」、そして意見が分かれた時に「決断」ができる点で、“道を拓く者”はとても幸運だったと言えます。
 フィジカルな才能はだれしも持ちうるのですが、性格的な資質って地味な中にも重要ですからね。
 今後の成長が楽しみな人物です。

 魔術師のロザリーは、商家出身の賢者。知将型なんですが性格は策士っぽい感じですね。
 天才肌で高い知性を感じさせますが、インテリな中にも気難しい繊細さがあります。
 こういう女性ってなんとなくツンデレヒロインを連想させるのですが、私が思うにデレる感じではない様な気も。
 倹約家の一面を持っていて、間違いなくパーティの会計役を兼ねているなぁと。
 参謀や軍師っぽいポジションは交渉役や資材管理をやることも多いので、彼女の存在が財布のひもをしっかり縛ってる、という点では「宵越しの金を持たなくなってすぐに貧乏になる冒険者」の悪夢から、パーティを救ってくれる女神様かもしれませんね。

 盗賊少年のカミルは、しっかり者です。年齢不相応な知性と性格は苦労したからでしょう。
 ビアンカに恋をしてる早熟さと、その恋愛感情が子供っぽくてほほえましいです。
 失敗すると泣いてしまう子供らしさもまた魅力です。
 盗賊としての優秀さは、年代のフィジカルな才能を活用しているとも言えます。
 少年である期間は短いですから、身体的・精神的成長におけるこれからの変遷も楽しみな人物です。

 女戦士ディアナは、バランスの良いオールラウンダーですね。役どころとしては軽戦士でしょうか。
 実は大胆にして素早くすると回避力が低下するのがカードワースの辛いところ。
 性格は「集中できない部分にはおおざっぱ」であるけれど、熟練を持つ経験者らしいはすっぽさも持っていますよね。
 突出はしていないけれど、戦闘でのバランスの良さで上手に遊撃を行いながら、パーティにできるほつれを補正していく大人の女性、という感じです。
 きっとアロイスが思い悩んだ時、彼女のシンプルさが決断の一助になることもあるでしょう。

 幼い美少女のビアンカは、パーティの癒し担当という感じですね。
 愛らしい一面の中にも、感受性が優れていて仲間を取り持つ芯の強い女の子です。
 吟遊詩人や舞踏家と言った芸人関連の職種は、カードワースではサブ職になりやすいのですが、彼女はサポーターとしての才能をまず開花させています。
 こんないたいけな少女に血なまぐさい冒険をさせるのはちょっとかわいそうな気もしますが…カードワースの子供って曲もあるものです。
 多分将来は美人さんになるでしょうね。カミル君、頑張れ!

 最後はエミリオ。
 典型的な聖北教会聖職者(元)のヒーラーですね。
 ミドルネームがありますが、これは多分洗礼名でしょうか。
 彼は、柔和で人当たりがいいけれど頑固という性格が面白いです。
 いわゆる聖職者的モラリストの一面を持ち、信心深く執着心が無いためにロザリーやカミルとは反発しあう可能性があるタイプ。
 
 こうしてみると性別は男3・女3で、老人以外の世代がそろっていて、上手く役割分担もできていますよね。

 ここでちょっと余談を。
 中世の時代に姓を持っている一般人の方が少なかったと思われます。私のリプレイでは姓の無いキャラクターが多いくらい。
 昔は姓や苗字持ちよりも、称号とか二つ名を持っているタイプの人間が多かったと思います。
 私は仕事上、江戸時代の過去帳を見たことがあるのですが、俗名無しで戒名だけ・名前の代わりに続柄が書かれてただけだった、なんてものもありました。私の住む地域は今でも同じ姓の人が多くて、家号がまかり通っています。
 中世の人物はしょっちゅう改名とかしてたみたいですし、一般人の名乗りって割と適当だったかもしれません。同じような名前多かったでしょうしね。(中東諸国でムハンマドと呼べばたくさんの男性が振り返るみたいです)
 “道を拓く者”のメンバーは見てみると意外に姓持ちが多いんですね。
 モコイさんはこの手の時代考証も割としっかりやってらっしゃるので、苗字付きのメンバーの過去とは、名前を通じてちょっと興味があります。
 

◆中世の泥臭さを表現
 モコイさんの物語の舞台は、私の“風を纏う者”などと同じ中世暗黒時代をモデルにしている様子。
 十字軍と異教徒がぶつかり合い、魔女狩りや黒死病が世界を病ませていた時代ですね。

 中世世界には独特の泥臭さ、埃っぽさがあるのですが、モコイさんもまたそういう世界の表現が巧みです。
 例えばカミル登場の話で盗賊ギルドとストリートキッズの関係とか。
 ディアナとビアンカが冒険者になるきっかけなどは、ありがちなせちがらさをしっかりと描写しています。
 農夫出身のアロイスなどは、性格の傾向からして生まれが育んだとよくわかります。

 私などは「そのキャラクターがどうしてそういう性格になったのか」を凄くこだわって決めるタイプなので、モコイさんの描写には共感しきり。
 実は様々な設定を辻褄合わせて描写していくのは難しく、そのバランス取りが上手いモコイさんの文章には、その手のつながりを探して楽しむ面白さがあります。

 カードワースの特徴は能力値にも影響しますので、より濃い設定の繁栄を物語にしながら描いて行くのも、リプレイを表現する面白さなのです。

 これから読む方は、ぜひ裏話を含めて読んで楽しんでもらうとよいのではないかと。


◆今後たぶん結構クロスするかもです
 幸い、モコイさんとは何度かお手紙をやり取りして、お互いのシナリオの被り回避とかに関して相談したりしています。
 私の作ったシナリオなんかも、キャラクターを含めて登場させて頂いてます。

 うちのリプレイと一緒に、是非モコイさんのリプレイも読んで、いろいろ登場するお話のクロスなんかにニヤリとしていただければ嬉しいです。
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ちょっと活動再開します。

2008.10.10(00:00) 196

 お久しぶりです、管理人のY2つです。
 
 パソコンの不調やら、仕事の多忙やらで活動停止状態でしたが、ぼちぼちと活動再開したいと思います。
 
 活動再開の手始めとして、10周年(残り少ないですが)ですし、バリアントエンジンでも編集してみようかと。
 ただ、内容的には従来のカードワースの中世的世界観を継承したもので、作成できるPCの能力値が微妙に違う(主にバランスを変更してある)だけのものです。
 例えば、勤勉では生命力が上がりますが、これを知力が上がるように変更したりとか、生命力が低くなりがちな傾向を若干修正したりとか、年代によるデータ変容が変わったりとか。
 
 カード絵も256色調にするつもりです。
 
 従来のシステムだと思うようにPCが作れないとか、持たせるスキルの適性に一定の傾向を持たせるようPCを作成するのが難しいとか、ダンピールやクルスニク、半神の英雄を生み出すようなヒロイックな表現が難しいとか、豪傑型と策士型は能力値のバランスが極端すぎて思うようなPCができないとか。
 そういった鬱憤をはらすために能力値をいじってあります。
 一部問題がありますが、普通に大きなバグもなくプレイできることが分かっているので、近いうちに形になるかもしれません。
 
 本当はスキルを手っ取り早く作成すればよいのですが、こっちを作りたい気持ちが強くなってしまいました。
 もう、骨はできているので、あとは素材を見つけて画像周りを変え、著作表記等すれば、すぐにでも完成できそうです。(残った作業が結構大変なのですが)
 
 リプレイ等、そっちにかかりっきりになりますので、もうちょっとお休みします。
 あしからず、御了承下さい。

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冒険者のクラス(職業)といえば…

2008.02.23(01:23) 180

 最近、明確な職業システムに対応したスキルが欲しいなぁ、と一つの壁にぶち当たってしまった管理人のY2つです。
 
 職業システムそのものは、他のシナリオでも見かけるのですが、縛りが多いか個別(一個のクラスに限定している)に発展したものが多く、どうも思ったように使えません。
 
 そこでこの数週間、他の作業と一緒に昔考えたシステムを簡易化&改良して、かつ縛りが少なく導入できないか、ごそごそとやってました。
 
 まあ、気まぐれで考えてることなので立ち消えになるかも知れませんが、とりあえず…
 
 
 皆さんは冒険者の職業というと、何を思い浮かべるでしょうか?
 
 私は今のところごくなじみの深い職業をまとめたいなぁ、と思います。
 もちろんそれらのクラスに対応したシナリオもあるので、柔軟性を持って他のシステムをある程度抱き込めるものをと考えています。
 
 現在考えている冒険者のクラスは以下のようなものです。
 

・戦士
 白兵戦のプロフェッショナル。
 武具の扱いや戦術に長け、暗殺や不意打ちといった戦いの気配を感知する能力を磨く技術もある。
 戦い方に応じて、得意な武具のカテゴリは微妙に違う。
 例えば、長重武器の扱いに長ける剛力の戦士、フットワークで敵を翻弄する軽戦士など。
 素手で闘う格闘家も戦士の領分である。
 傭兵や兵士は戦士であり、また武者修行中の武人や騎士、腕力で仕事を請け負う用心棒なども先史の類である。
 冒険者の中で最もその人口が多いとされる職業であり、技や知識が無くても、腕っ節がある程度強ければ就ける職業でもある。
 反面、戦士として成功するには多数の中で突出する高い技術と能力を要するだろう。
 この職業に就く冒険者は、戦争帰りの兵士や、貴族に生まれながら家督が継げなかった者、腕を磨くためなど、様々である。
 
・盗賊
 諜報、交渉、探査のプロフェッショナル。
 犯罪者としての側面も持つ。
 物品から情報まで、盗み取るのはお手の物。
 たいていは盗賊ギルドのような裏の組織に繋がっており、情報収集能力に優れている。
 無法者ゆえに、物事に対処するため厳しい独自の倫理と法を持っている。
 盗賊が冒険者になるのは一般的にお宝のため、と言われるが、本来は各地を冒険し情報収集するためでもある。
 貴重な情報は莫大な金に換わるため、情報収集を本業とする盗賊は多い。
 遺跡で罠を外すことが本分とは限らない。
 
・野伏
 生存術(サバイバル)のプロフェッショナル。
 屋外を冒険することが多い冒険者にあって、食料や燃料を確保する方法、毒虫や野獣に対する対抗手段、狩りや野外におけるわなの知識といったものを修得している、野外活動のエリートである。
 都市にあってはその能力を発揮することは難しいが、一端無法の野に下れば、その技術と能力は大変頼りになる。
 殺気や不自然なものを見抜く観察能力にも長けている。
 狩りを行うため、飛び道具や武器の扱いに長ける者もいるだろう。
 世知辛い世の中、最低限の生活費は必要となる。
 本来自給自足で多くをまかなえる野伏が冒険者となるのは、道具を購入するためであったり、伴侶を捜すためであったりするが、普通は冒険者になる野伏は少ない。
 
・賢者
 特別に学問が細分化されていない時代、あらゆる知識を網羅した賢者は智のプロフェッショナルである。
 特に博学であり、多様な地方を冒険するにあたってその知識や言語能力は有り難い能力となるだろう。
 薬や生物の知識、歴史や神学、果ては雑学に至るまで…
 賢者の知識に垣根は存在しない。
 冒険者になる場合は、十中八九好奇心か知識の探求のためである。
 
・吟遊詩人
 旅を生業とする芸人であったが、冒険者という職業においてれっきとした職業になった。
 伝承学や物語の専門家であり、手に芸を持つことで生き抜く図太い職業である。
 呪曲(まじないの効果を持つ歌や曲)を操ることが出来る者もいるが、本来吟遊詩人の行うことは、諜報や情報操作であり、芸人として排他的なコミュニティに入り込むことが得意である。
 冒険において、様々な物語は謎を解くヒントとなるため、意外にもその能力は重宝される。
 加えて、冒険者たちの活躍を面白可笑しく宣伝するのも吟遊詩人たちである。
 飯の種となる話題を探して冒険者をしながら旅をする吟遊詩人は多いが、手の芸で稼げるため、パーティに属して荒事にたち向かう吟遊詩人は少数である。
 パーティに属する可能性としては、仲間の活躍から物語を作ったり、様々な状況に陥る冒険への好奇心からかもしれない。
 
・僧侶
 冒険者の僧侶=秘蹟の使い手と思われがちだが、僧侶で秘蹟を使いこなせるのは一部の者であり、本来は世界に浸透した宗教という看板を背負うことで信頼を得られる特権的力がが大きい。
 僧侶の一部が使える秘蹟は癒しの力に優れ、怪我人が多数出る冒険者にとっては大きな力となる。
 また、通常の武器が効かない幽霊の類を倒す秘蹟もあり、秘蹟を使える僧侶がいることで危険な冒険での生存率は格段に増すだろう。
 主流である聖北教会の他に、聖海や聖東教会といった亜流があり、その信仰は微妙に違うものの、おおまかには同じものである。
 職業的な特権を多く持つが、反面宗教的戒律に縛られ、制限も多い。
 西方諸国では一段優れた職業として扱われるが、異境では蛮族の宗教を信仰する者として敵視される恐れがある。
 同時に僧職の多くは一神教で異教を敵視することが多く、背後の宗教組織が抱えるトラブルをこうむる恐れもあるだろう。
 なお、僧職でない者にも秘蹟を使える者がおり、その技術は信仰やその能力に左右されることが多い。
 また、普通の僧侶はそもそも冒険者になどにはならず、冒険者になる僧侶は在野に下って冒険しながら布教する者や、戦災で教会を焼け出された下級の聖職者などが多く、冒険者を一生の職業とする者は極めて希少である。
 まして、司教や司祭といった地位の高い僧侶が冒険者となることは滅多に無い。  
 精霊術師や魔術師とは、基本的に反りが合わないため、同じ職業を掛け持つことはまず出来ない。
 やったとすれば余程特殊な教派であるか、あるいは完全な異端行為とされるだろう。
 
・魔術師
 太古から伝わる呪術と魔法のプロフェッショナルである。
 知識人としての一面を持ち、賢者を副業、あるいは本業とする者も多い。
 知識に裏付けされた魔法を使い、儀式やその術理に於いては、他の神秘の力とは一線を画した技術を有する。
 魔術師が冒険者をするのは、知識の研鑽や、魔術に必要な触媒の採集のためであることが多い。
 本来の魔術師は、塔や館に籠もって研究するか、パトロンを見つけて主人のために働くことが多いため、冒険者に就くのは希である。
 だが、魔法的な技術と知識を要することが冒険者の仕事には多数あり、魔術師は冒険者たちの中でも秘蹟を使う僧侶と並んで求人の多い職業となっている。
 魔法文明に関わる探索や、呪詛のように魔法に因む仕事は、魔術師の本分である
 
・精霊術師
 精霊使いとも呼ばれるが、技術的に術師として完成された者たちをいう。
 精霊と呼ばれる超常の存在と交信し、力を得る霊能者である。
 精霊は本来人には見えず、術師には前提条件として精霊を感じ取るための感覚や、言霊を発せられる声が必要となる。
 精霊とは異教の悪魔や神であることも多く、一神教の地盤を揺るがす存在になりかねないので、聖北教会には敵害視されることがほとんどである。
 状況次第では冒険者の中で最も異端視される職業であり、その道は茨の道とされる。
 術師そのものになるのは容易いが、術の使用は才能第一とされ、持たざる者が努力したとしても、プロフェッショナルの術師にはまずなれない。
 一説に、見えない者を見、あり得ない力を振るうその形が、異端視される要因を強めている様子である。
 その召喚術は強力だが、リューンのような理解のある都市以外では異端扱いで問題がしばしば起きる。
 精霊は気まぐれであり、その加護を得られた術者は幸運でもあるのだが、差別や迫害に立ち向かう気丈さがなければ、精霊術師は続けられ無い。
 本来、精霊術師はその身に術師としての徴を刻み、自身の一部をその道に捧げている。
 純潔を守る巫女や、感覚器官の一部を捧げる神官の類も精霊術師には多いようである。
 彼らが冒険者となる場合、迫害で故郷にいられなくなった者などが多い。
 放浪する精霊術師は多数居るが、普通は迫害を避けるため、おおっぴらに精霊術師を名乗る者は少数である。
 戦士や盗賊が、自身の魔力的な要素を補うために、知識や信仰に縛られない精霊の力を借りることがあるが、こういったにわか術師は「まじない」程度に精霊術を使い、術師を名乗ることは少ない様子である。
 
 
 以上、ほぼカードワースの元になったソードワールドのものを参考に、私なりにまとめてみました。
 ラムーナのような「舞踏家」は冒険者の職業と言うよりは、旅芸人の一種みたいな一般職であり、鍛冶屋や職人、薬師なども冒険者という職業では無いと考えています。その境目は微妙なんですけどね…
 私の考えるカードワースでは中世世界のイメージで、銃器は出しませんが、その類も戦士の領分かと思います。戦争と戦闘関係は基本的に戦士でいいでしょう。
 
 魔法使いは3種ありますが、専業魔法使いは魔術師と精霊術師で、僧侶はその秘蹟の能力より宗教家としての立場を強調してあります。
 どれも思想的にかみ合わないから、兼業は出来ないのが基本だと思いますが(そうしておいた方がカードワースのスキル枚数の関係でPCが作りやすいですし)より、職業的な性格を濃く書いてあります。
 皆さんの世界観とは合わない者もあるかもしれません。
 
 死霊術師や魔女は、魔術師や精霊術師のバリエーションのような気がしますが、精霊術師以上に風当たりが強そうですよね。
 そういうわけで、メインの職業には入れてありません。
 
 神官戦士や魔法戦士、シグルトみたいな精霊戦士は兼業キャラでしょうね。
 2つの職業を持ってる口です。
 
 他に何か職業があれば、御意見を戴けると幸いです。
 
 スキルなんかと一緒に、この記事もだんだん更新したいなぁと考えています。
 よろしかったら、何かおっしゃって下さいね。


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ま、また壊れやがりました…

2007.12.17(18:30) 174

 更新が滞ってすみません、管理人のY2つです。
 
 またHDDが逝きやがりました。
 
 前回と違い、たまにバックアップを取っていたのと、素材類は別にしまっていたので最悪の結果にはなりませんでしたが…テストシナリオとシグルトの宿が入ったカードワースデータが入ってたんですよね、そのHDD。
 買って半年もたってないのに…(涙)
  
 復旧はしばらくやってみますが、今までの経験上カコカコという異音からしてほぼ無理っぽいのです。
 データのサルベージは、新PCが買えるほどお金掛かるしなぁ。
 
 まあ、マスターHDDは無事だったので、パソコンそのものは大丈夫みたいです。
 マスターごと逝くのが怖くて、スレイブを一個使い、データも分散管理していたので全滅だけは避けられました。
 
 とりあえずシグルトパーティは、『ecclesia』 までのデータバックアップがありますので、リプレイはやっつけ追いつかせますが、作っておいた未公開のスキルが大分消えました。
 新しく作ったシグルトの後輩たちも消えちゃいましたし…ぐふ。
 
 ネット上にアップしたデータのおかげで、シナリオ2つはおおよそ無事ですが、作りかけのシナリオのいくつかも初期化です。
 特に、苦労して作ってきた新しいシナリオのデータが消えちゃったので、精神ダメージは大きいです。
 HDDが丸ごと逝くと、バックアップどころではないですからねぇ。
 
 頼むから、不意打ちで壊れないで欲しいです。
 まるで予兆もなく壊れちゃいましたので。
 
 そういうわけで、今後いくらか更新が遅れるかと思われます。
 そのうち立ち直りますので、しばしご猶予を下さいね。
 
 …はぁ~
 

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アレトゥーザの海は、今日も碧かった…

2007.12.14(19:53) 173

 私のリプレイで度々書かれているシナリオ『碧海の都アレトゥーザ』の作者、Martさんのサイトが、完全に消去されました。
 寂しいことですが、Martさんのシナリオはベクター登録され、残して戴けました。
 
 サイトの閉鎖とともに、傑作が消失することが多いですが、こうして残して戴けたことを感謝するとともに、カードワースを愛する一人として残して戴けたこの宝物を守っていけるような活動をしていきたいです。
 
 
 忙しさで引退をされる方、この時節から絶えません。
 無理に活動を続けろとも言えません。
 
 でも、もし作り上げた珠玉(シナリオや素材)があるなら…
 後にそれと出逢い感動し、あるいは救われる人のために、何らかの形で残して戴きたいと願うばかりです。
 
 ワーシストを名乗る人たちの中には、人を傷つける行いをする人もいます。
 嫌がらせや、荒らし、時には仲間はずれ。
 
 頑張っている作家さんたちには、そんな連中に負けないで欲しいと願います。
 同時に、それらの行為を忌み、あなた方の作品を心待ちにする人たちがいます。
 その端くれとして…活動を終えられても、足跡を残して欲しいなと願うばかりです。
 
 
 …当然ですが、リターンは大歓迎ってな感じですよっ!←雰囲気ぶちこわし

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CW(カードワース)
  1. カードワース・リプレイブログ 特集【職業:村人、レベル:1】(03/13)
  2. ちょっと活動再開します。(10/10)
  3. 冒険者のクラス(職業)といえば…(02/23)
  4. ま、また壊れやがりました…(12/17)
  5. アレトゥーザの海は、今日も碧かった…(12/14)
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