Y字の交差路

 ここはY2つめがノリで作ったブログです。  カードワースを中心に、私が思ったことや考えたことを徒然なるままに書きたいと思います。

CW:Y2つ風リプレイ講座 第九回

 第九回(前回の第九回は間違いです…)は、リプレイという二次創作の性質についてお話します。


◇リプレイとは、人様のシナリオを自分の作品としても描くこと
 リプレイ、それは人様のシナリオをプレイして、新しい二次創作をすることです。
 基本的にはプレイ結果が重要となりますが、二次創作としての創作力も関わって来るので、なかなか厄介なんですね。

 特に、とにかく書いてみようとリプレイを始めた方は、実際に文章を書く難しさを痛感し、また素晴らしいシナリオをプレイする時に、自身の表現力やボキャブラリーの限界を感じて執筆が止まってしまう方は多いでしょう。
 人間は感情でも文章が欠けるので、感情で文章が止まってしまう時もあるのです。

 悲観性は、その感性を上手く活かせば才能になりますが、悩むことにハマるとモチベーションが低下して愚痴を言って終わってしまう場合も多いでしょう。
 すぐれた作品や才能を前にすると、ビビってしまうことでモチベーションが下がる人もいるかもしれません。

 人様の作品を自分風に描く…とても難しいことです。
 でも、それは同じゲームを別々の人がやって書く各感想と同じく、ちょっとずつ、あるいは沢山、「違い」があるもの。
 悪びれず、落ち込まずにのびのびと書いていけばいいです。


◇ただの盗作はNGだが、技術を真似るのは学ぶこと
 リプレイを書くうちに、どこか盗作っぽくなったとNGにしてしまうこともあるかもしれません。
 普通にほっとくとそれは著作権違反ですし、鬼の首を取ったかのように突っ込んでくる人もいるかもしれません。

 でも、人の技術から真似て学ぶことは大切です。
 リプレイとは、人様のシナリオを一回プレイして影響を受けてから書くわけですから、これは余計にそう言えます。

 前提つきで、意図的に書き写すだけでも、リプレイという形式上誤りではありません。
 ちゃんと「一部まる写しさせてもらった」とか、断りを入れておけば、ちゃんとリプレイになります。

 大切なのは、盗作っぽく見える場合は「~した」と断りを入れ、著作権を侵すのではなく、リプレイとしてそのまま表現したと「引用」として上手く描くことです。
 リプレイなんですから、すでに二次創作。
 上手くいかない時は、無理に自分流に書くよりも、流れに従うのもまたテクニックです。

 こういうのを「真似る」とか「習った」とか言うのですが、世の中には突っ込む人もいるでしょう。
 その時は、突っ込んで来た人の言い分を聞いて、足りない説明を謙虚に補って下さい。
 
 最初にちゃんと作者さんの著作権を尊重してリプレイを書いていれば、そんなに大きなトラブルは起きないはずです。

 出来るなら、最大限シナリオを作った作者さんに敬意と誠意を払って下さい。
 それが出来ていれば、多くの作者さんはリプレイの形式を責めたりはしません。

 作品を発表するということは、自分の考えや我を見せる部分でもあります。
 それは、「突っ込まれる可能性」を秘めています。

 私の場合、誤字やら過激な表現やらで突っ込まれることは多々ありますが、敬意だけは忘れないつもりです。
 もちろん、ただの誹謗中傷は無視しますけどね。

 
◇自分の技法も確立する
 私の書き方をある方が「Y2つ節」と評価して下さったことがあります。
 
 おそらく、ですが、くどくど説明して文章を濃くしていく技法を多用する癖のことだと思うのですが… 
 自分なりの技法を確立し、二次創作であっても自分っぽいスタイルに変えて行くのもいいです。

 私は、書き方にもそれなりにスタイルを確立しています。
 
 例えば、呪文詠唱は《》でまとめるとか。
 カードワースのメッセージボードをイメージ出来るように、かつ読みやすい様に、テキストで2~5行単位ごとに一行開けるとか。

 リプレイを書きながら、自分の形に直すだけでかなり纏まります。
 同時に、背景となる時代や表現に微修正するのも良いでしょう。

 例えば良く見る「お陀仏」。
 聖北教圏の人間なら「神に召された」でしょうし、ナチュラリスト的には「大地に還った」とか。
 ずいぶん違和感が無くなります。

 私のスタイルの一つに、「真面目に時代考証する」こともあります。
 濃厚なその表現に拘ってると、分かってくれる方は感想なんかで「良かった」と評価して下さいます。
 
 無論、誤植魔の私のこと、大ポカも沢山するのですが、お金取って書いてるわけでは無いので後で直してしまいます。

 自己流も、評価されるモノはどんどんものにして、たくさん書いて、総合評価から自分の書き方が確立し、変容していきます。
 焦らずに、自分の出来る文章や世界観のルールを、クロスオーバーを見据えつつやってみて下さい。
 
 案外、その辺りから書き慣れてくるかもしれませんよ。


◇二次創作としての性質を見据えよう
 繰り返しになるかもしれませんが、リプレイは二次創作です。
 誰かの作ったシナリオの、そして何よりGroupAskさんのカードワースという世界観をベースに描いているわけです。

 それ故の書き方や注意点が結構あります。

 まずは著作権。
 このフォローは絶対です。
 忘れると、しっぺ返しもありうるかもしれません。

 法に五月蠅い現代では、最悪お縄頂戴にもなりまねません。
 シナリオとシステムに関する著作表記は忘れずにしましょうね。
 私のリプレイの表記など、役に立ちそうならコピペしてお使い下さい。

 あと、世界観。
 聖北教会や、魔術学連、盗賊ギルドといった組織。
 リューン、『隠者の庵』に代表される技能やキーコード。
 男が力持ちで、女が器用なシステム的知識。

 知っておくと便利なことも沢山あります。

 まずは、カードワースという世界を調べてみて下さい。
 知れば知るほど、書ける内容も厚くなっていきます。

 私は、シナリオでスキルを作ってみたり、合作で意見交換してみたり、カードワースダッシュ製作の過程でシステム的な性格を知ってみたりと、経験でリプレイに影響していることも多々あります。
 上手く書くためには、知ることも大切です。

 是非、CWUNの記事や、情報サイトを読んでみて、もっとカードワースを知ってみて下さい。

 私の分かることでしたらお教えしますので、聞いてみることもありです。

 本質を知って、それ故に素晴らしい二次創作が出来るようになってみて下さい。


※補っておきますが、リプレイ講座はY2つの私的講座なので、真に受けて「絶対こうだ~」とか言わないで下さいね。
 私は強制するつもりはありませし、テクニックも私見も、私なりの物を紹介しているに過ぎません。

 当然、他の方と意見の違う内容もあります。
 私は強制しませんし、逆に人の要求も意に添わなければお断りしています。

 不快な文章がありましたら、私の人間的欠陥だと笑って許して頂ければ幸いです。
 文章というものは、兎角思う全ては書き切れません。
 そういった至らない部分を含めて、お詫び致します。

 少しでも参考になれば幸いですが…参考にならない部分はどうか流して下さいね。
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CW:Y2つ風リプレイ講座 第八回

 実践講座に変わりつつある第八回のリプレイ講座を始めます。

 今回はかなり内容の濃い話をします。
 付いて来れない人もいるかもしれませんが、分かった人は確実に文章を生み出す能力が高まりますので、チャレンジしてみて下さい。


◇一を見て十を生みだす能力
 物書きにとって様々な物語を生み出す想像力。
 これは誰もが欲しいと思うはずです。

 しかし、実際は一つのことにくよくよと考え込み、最高のアイデアが浮かばない~と悩む方がほとんではないでしょうか。

 物書きである以上、話を思いつく創造と想像の泉を心の中に持たなければなりません。
 でも、その能力が自分に無い…そう悩む人は多いはずです。

 私もそうでしたし、様々なサイトを回ってみるとそういう悩みを目にします。

 ですが、想像力自体はわりと「簡単に鍛えることが出来る」のです。
 これから紹介する訓練法を試してみて下さい。


◇連想力を鍛える!
 物を思いつく能力は、連想力です。
 私は記憶術の分野からこのことに気が付いたのですが、現行では「アイデアがあり過ぎて描き切れない」状況に陥っています。

 連想力を鍛えるのは簡単ですし、日常的に行っていれば記憶力もUPしますから、無駄にはなりません。
 仕事にも生かせますし、企画を考える時にも大きな優位になります。
 もしかしたら、シナリオ制作やシステム開発に役立つかもしれませんから、試してみて下さい。

 大仰な前置きをしましたが、内容は単純です。

 「一つの単語(ものごと、あるいは人物も可)から、どれだけ連想出来るか訓練する」だけ。

 連想出来る言葉の数やボキャブラリーの豊富さで、自分の能力やスランプ具合が分かるので、自分の現状を判断する目安にもなります。

 連想にとって、一番の障害は「先入観」や「固定観念」です。
 「これはこうに違いない」とか、「無理に決まってる」とか。

 創造は新しいことを生み出すのです。
 やる前から決めつけていては全く発展しません。

 まず、創造や連想に関して、連想力のリミッターを外すことから始めましょう。


◇作家の第三の目
 連想力に必要になることは、まず観察力です。
 これは、作家の第三の目。

 ものごとを「視て」いるだけではありませんか?
 それだけでは足りません…「観る」ことが大切です。

 一つの物を見た時、「そのもの」しか浮かばない人は、連想力が鍛え足りない人です。
 よく日記に「今日は~をした」と短く書いて、学校の先生に叱られるタイプ。

 観察力は、たとえばCD一枚を見た時、その形、曲がり方、色、タイトル、書かれた文字、種別、光り方、それに対する自分の好意…
 様々な情報に注目し、見つけ出し、纏める力なのです。

 人間は優れた観察力故に、ここまで発展してきたといってもいいでしょう。

 我々が日常的に使う文字も、象形から文字に変換し、様々な意味を持つ部位を作り、それを組み合わせて創られています。
 それは、優れた観察から生まれたもの。

 創造力にばかり気を取られて、肝心の観察力を考えてない人がたくさんいます。
 能力は基礎から鍛えなくては、バランスの悪いものになります。

 まずは、自分の観察力を把握しましょう。

 多くの頭脳革命本で、このことに端的に触れています。
 「物事の本質を見抜け」とか「視野を広げろ」とか。
 分かりやすく「観察力を鍛える」と言えばいいのですが…

 
◇観察力を鍛えるには?
 観察力を鍛える、といっても具体的な方法が分からないでしょう。
 
 そこで、凄くシンプルなベーシックを紹介します。

 「それ(観察対象)が、どんな形で、どんな性質で、どんな音で、どんな匂いで、どんな味で、どんな感触で、人に例えるとどんなものか?」

 五感や与えたテーマごとに、思い浮かべる(連想する)ことをやってみて下さい。
 どんなにしょうもないことでも、思い浮かべられる人と、思いつかない人には、明確な隔たりがあります。

 例えば「文字を擬人化する」観察をして見るとしましょう。
 文字のどの部分を手足にするのか、顔の位置はどこにし、口はどこか?

 そういったことを日常的に繰り返していると、何かを見た時、頭に言葉や情景が溢れてきます。

 それをリプレイに生かすとどうなるか…PCがどんな行動をするか連想出来る様になります。
 あるいはNPCの反応。
 武器のもたらす効果や結果、音。

 気がつけば、アイデアには困らず、観察し連想し発生した情報を描き纏めて行くだけで、書く文章はたまって行きます。
 たまった文章(箇条書きなんかでもいいでしょう)を、関連性で(物事を関連立てる時も、連想しやすいか、「分かる」想像がしやすいかでその「共感」の度合いを測れます)まとめて文章にし、語呂や調子で作文していけば、物語はみるみる書き上がって行きます。

 気がつけば、自分に培われた豊かな想像力に気付いてびっくりするはずです。

 観察力が鈍ったかなぁ、と思ったら沢山連想の訓練をしてみましょう。
 やがて、感覚を取り戻せます。


◇観察、連想の後に答え合わせ
 観察、そして連想。
 しかし、世の中には連想した事柄が、絶対正しい結果になるとは限りません。

 その連想が、「正しいのか」、「起こりうるのか」。
 辞書やWikiで調べます。

 「連想する前に調べればいいじゃないか」と考える方もいるかもしれませんが、それは無理です。
 観察することで「調べるべきことをはっきりしている」からこそ、きちんとした答えを探すことが出来るのです。

 譬え話をしましょう。

 目の前にダイヤの原石があるとしましょう。
 「知っていれば」何とかしようとするでしょうが、認識していなければただの景色であり無価値なものです。

 観察とは、認識するための情報を絞ることであり、レンズのピントを合わせる様な行為なのです。
 ダイヤの原石を認識し、削り(添削)、磨き(洗練)、仕上げ(まとめ)ることで、それは初めて価値を持つ宝石(作品)になります。

 過程をすっ飛ばしてもダイヤを作れない様に、物語もきちんとした起承転結が無ければ、出来ません。

 あと、おまけにもう一つ。
 真の創造性とは、目の前の原石がダイヤで無かったとしても、「石細工」にして価値を生み出すこと。
 先入観や固定観念で自分を縛るのは止めましょう。


 「自分には能力が無い」と思うのは仕方ないことかもしれませんが、大切なのは「無い能力は養う」ことなのです。
 自分に足りない物は、補うか身に着けることから始めるのです。

 「習うより慣れろ!」

 私の好きな言葉の一つです。
 あるいは「浅きより深きに入れ」。

 始めたばかりのことが、上手くいく方が珍しいのです。
 私も、今の軌道に乗るまでたくさん書いて慣れたから、技術が確立していったのです。

 やってるうちに、「どんな技術が必要か」気付くことも大切です。
 必要な技術を習得したり、必要な情報を調べる(検索する)ことで、自分の能力は少しずつ高まって行きます。

 「やっても無駄」とか「出来るわけない」と鎖でつないでしまった人は、不自由な創造力になって喘ぐことになるでしょう。

 無ければ探し、劣れば鍛え磨き、じっくりとやること。

 悲観も、その経験を無駄にすることは愚痴にしかなりません。
 しかし、しっかりと見据え土台にすれば、プラスに代えられるのです。

 どうしても悲観的になった時は、「その状況をどんな風にプラスに代えられるか」連想してみて下さい。
 案外、しょうもない連想から、答えが生まれることだってありますよ。
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CW:Y2つ風リプレイ講座 第七回

 この口座も、一通り纏まったので、サブテクニックの方に入って行きたいと思います。

 今回は、リプレイのクロスオーバーについて、説明しますね。


◇リプレイクロスとは?
 リプレイクロスとは、リプレイにおけるクロスオーバーのことで、作者同士が連絡を取り合って、登場人物たちを共演させたり、出逢わせたり、話題にしたりする、「リプ

レイ世界における物語の交差」の様なものです。
 ざっくばらんにいっちゃうと「物語の協演」といったところでしょうか。

 面倒な一面もありますが、やってみると、とても楽しいです。

 私も旧リプレイでMartさんとリプレイクロスを何度かしましたし、リプレイRでは龍使いさんやフーレイさんと数度、他の方とも小さなクロスが行われています。

 他の方のリプレイに、自分のPCや設定が登場するとにやりとさせられますし、設定を共有することで生まれる世界の広がりはぐっと来る者があります。

 カードワースのリプレイは数あれど、シナリオでは無く、明確にリプレイ同士のクロスオーバーを謳って行ったのは、私とMartさんが初めだった様な気がします。
 私の憶測ですが、うちのブログが有名どころに紹介してもらえた一つの理由に、そういった試みがあったからではないかと。

 話題が増え、同時に両サイドの読者さんが読む機会になるリプレイクロス。
 是非、この講座でリプレイを書いている方、書いてみたい方にお勧めします。


◇クロスオーバーにも色々ある
 では、実際にクロスオーバーにはどんな具体例があるのか。
 ちょっと紹介します。

・設定クロス
 何かしら同じ世界観を共有するクロスです。
 簡単で、作者同士のやり取りも複雑にならないため、簡単に行えます。
 うちのブログで紹介している『呪文詠唱』を使うのもこのクロスになります。
 他には、地理や時代なんかも設定クロスに入ります。
 共通のシナリオに影響を受けているのも、このクロスに属する場合があります。

・PC、登場人物クロス
 クロスするリプレイの登場人物が、噂、あるいは実際に登場し合うクロスです。
 噂や名前を登場させる程度クロスは簡単。
 複雑なものには、同じシナリオを共同で解決したり、交流を持ったりすることも出来ます。
 
・トレードクロス
 特殊なクロスオーバーの一種で、アイテム、スキル、召喚獣を、交換し合うクロスオーバーです。
 パターンとしては第三者(NPC)を通じて行うか、PC同士で行うか。
 やり方に関しては、ユーティリティを使いこなせることが前提になります。
 手間がかかりますが、プレイの都合で入手不可能なカードを得られるチャンスにもなります。


◇まずは世界と時の統一を図ってみよう!
 クロスオーバーをする時、まず常用なのが世界観です。

 違う世界観同士でクロスオーバーしようものなら、異空間が繋がる様な、大袈裟な設定をしないとクロスオーバーなど不可能です。
 考えても見て下さい…中世世界をモデルにした世界に、ミサイルだのレーザーだのが出てきたら、雰囲気ぶち壊しになりかねないのです。

 世界観で注意しなければならないのは、銃砲の類の兵器やコンピュータの様な電子機械類、自動車や飛行機の様な乗り物といった類の物です。
 遺跡からオーパーツとして見つかる程度であればなんとか話を繋ぐことが出来るかもしれませんが、中世世界では、この類は維持が大変困難なので(一番の問題は燃料や火

薬の様な消耗品)、注意しなければなりません。

 また、中世の人間は、ウイルスの知識など無く、病気や死にとても近い生活をしていました。
 魔法という万能技術で多少補うことが出来るとはいえ、ワクチンや抗生物質の概念は皆無と言っていいはず。
 テクノロジーの統一に関しては、少し慎重になりましょう。

 あと「時」の概念はかなり重要です。
 同じ時代、同じ暦の中に生きるのでなければ、PC同士のクロスーバーは、トンデモ設定を使わなければ出来ないのです。
 無理なリプレイクロスは、互いのリプレイに悪影響を与えることがあるので細心の注意が必要です。


◇深いクロスをする前に、まずリプレイしたい作者さんとコンタクトを取る
 クロスを始めるにあたって、とても大切になることが、作者同士の綿密なコンタクトです。

 世界と時の統一が図られていれば、多少は無理しても何とかやれます。
 しかし、お互いにその設定を交換したり、配慮していなければ、相手のリプレイに悪影響を与えてしまいます。
 まずは、連絡を取り、互いの設定や、リプレイとして行いたい企画の相談をしましょう。

 コンタクトの取り方は、ブログの秘匿コメントやメールによる感想から入るのが一番スムーズです。
 この時、相手のブログのルールや取り決めは大切にしましょう。
 これからクロスを申し込む方に対して、最低限の思いやりや配慮が出来ないのなら、「クロスオーバーは不可能」です。
 やっても、破綻します。

 当然無断でクロスする作者さんのリプレイPCの歴史を作ったり、行き過ぎた「If」を使うと、両者の関係を害します。
 「多少のことはOK」とお墨付きをもらうまでは、慎重にやりましょう。

 もちろん、譲れない自分の世界のルールは、はっきりと主張する必要があります。
 しかし、相手の意思を尊重出来ず、ごり押しでクロスするよう要請しても、相手にとって迷惑になるだけです。
 「こちら側から折れる」を基本とし、相手から断られた時は、「譲るか手を引く」ことが重要です。
 互いへの思いやりは、クロスオーバーにおける必須事項なので、肝に銘じておきましょう。

 相手側から注意を受けた時は、素直に聞くことが大切です。
 著作権に対する様な誠意と慎重さで臨んで下さい。

 同時に、クロスを求める相手の方の性格やスタイルを、よく知る必要があります。
 申し込む前に、リプレイやブログのルールをしっかり読んでおきましょう。

 相手側の時間や都合も考えます。
 学業や仕事で忙しい方もいます。
 配慮して、のんびりやりましょう。

 相手側が中々重い腰を上げてくれない時も、「ゆっくりやる時間が出来た」程度にのんびり構えることが、長く書き続ける秘訣です。


◇まずは自己紹介、そして設定の交換をする
 コンタクトがとれたら、自己紹介をざっとしておきましょう。
 互いの性格を知っておくことは、今後のトラブルを少なくします。
 一番大切な「配慮」も、相手を知ること、自分を知ってもらうことで徐々に出来る様になります。

 互いの性格やスタイルを知ったなら、今度はカードワースの世界における世界観の交換や、時間軸の調整を行います。
 設定を交換しましょう。
 この時には、メールによるやり取りがお勧めです。互いのアドレスを交換しましょう。
 メールアドレスが無い方は(親のPC借りてるとか)、ウェブメールをレンタルするとよいでしょう。
 無料メールも結構沢山あります。(もちろん、容量が少ないので、重いメールのやり取りができませんが)


◇設定についてはしっかり語りましょう
 設定に関しては、妥協無く「こうしている」と伝える必要があります。
 しかし、「アソビ」や「クロスしやすくする配慮」も必要です。

 私の場合、詳細な時代まで設定してありますが、リプレイ上では「今何年」とは書いていません。
 自分のリプレイの「脳内設定」そのものはぎっちり決めても良いでしょうが、公にする情報さえ絞っておけば、いつでも変更が可能です。
 これが「アソビ」の部分です。

 「クロスしやすくする配慮」は、クロスしてくれるパーティをPCたちがリプレイ中に募集してみるとか、一枚噛めそうなイベントの案をコメントに出してみるとか…

 実は“風を纏う者”のシグルトが、別宿の新米指導を始めたり、孤児育成機関云々を始めたのも、この類の布石の意味が少しあります。
 例えばシグルトの噂を聞いて(フーレイさんのSSクロスでは、シオンという冒険者がシグルトに剣術を学ぶシーンがあります)学びに来るとか、“風を纏う者”の関わる

孤児育成機関出身の冒険者を登場させるとか(子供好きのシグルトに遊んでもらった経験があるとかとか、面白いかもしれませんよ)。

 設定を伝える時、パーティがどのあたりの時間を過ごしているかも、結構重要です。

 また“風を纏う者”の例を上げます。

 公にリプレイには登場させていませんが、“風を纏う者”の物語は「聖暦1373年3月27日」に始まったことになっています。
 現在この記事を書いている時点で「聖暦1373年8月末」あたり。

 時間をきっちりと管理すれば、「どの季節にどんなふうに」かはっきりとリプレイで表現出来ますし、相手側もクロスの時期をどう合わせるか考えられるはずです。

 「聖暦」は「西暦」に対応しており、私のリプレイが14世紀後半をモデルにしていることが分かるかと思います。
 最も、魔法という特殊な力が当たり前のファンタジー世界ですから、文化的にモデルを探すとき楽、程度の設定ですが。

 細かい話ですが、“風を纏う者”は生まれた日に応じて全員、九星とか星座の設定もあります。
 性格や運勢、精霊の影響なんかも、星から決めてるほど。

 暦の導入は、キャラクターの設定を深くするのと同時に、相手側のリプレイと時刻合わせをすることが出来る手段となります。
 まだ考えてない方は是非、公にしないまでも考えてみて下さい。

 私のリプレイでは、完璧ではないにしろ、14世紀を意識して食べ物や物品を登場させるようにしています。
 聖典教徒(ムスリムモデル)やヴァイキングが時代遅れ(リプレイ2にて)なども、この暦から導き出しました。

 細かい資料を設定し、それを交換し合うのは大変な作業です。
 モデルとなるものがあれば、情報交換が少なくて済む場合もありますよ。

 余談ですが、私の脳内設定でカードワース標準暦が聖暦1375年で、『風鎧う刃金の技』や『風たちがもたらすもの』は標準暦の頃、と設定しています。
 標準暦は冒険者たちの絶頂期で、多くの冒険が始まる頃、としています。
 Martさんの『焔紡ぎ』やDjinnさんの『希望の都フォーチュン=ベル』で一部のNPCが登場していないのは、『標準暦前で登場していない』ためです。

 シグルトたちは2年ほど先んじた先輩冒険者であり、店シナリオ登場の布石となっています。
 シグルトたちとのクロスを考えている方は、ちょっとだけ参考になるかもしれませんね。

 せめて四季ぐらいは合わせてクロスするよう、調整してみましょう。

 あと、きちんと時間の概念を持って、PCの年齢を管理していれば、「ドラ○もん」状態になりません。
 カードワースの面白さの一つが、世代交代や年代成長があること。
 
 時間の概念は、大まかでもいいので把握して下さい。
 クロスする時に、季節を伝えるとし易くなりますよ。


◇大変だけどメール交換で情報を詰める
 リプレイクロスは計画的に企画しないと頓挫したり、お流れになってしまいます。
 やると決めたら、まっしぐらにやりましょう。
 早めにやりたい計画を練っておくと、時期を選んで調整しやすくなります。
 計画的に始め、情報交換をしましょうね。
 
 この時、相手側の時間を考慮して、気長にやるのがポイントです。
 大がかりなクロスの場合、互いにモチベーションをアップしつつ、2月位かけるつもりでのんびり臨みましょう。
 

◇トラブルはネタにすべし!
 2人の作者が情報を詰めると、必ず「譲れない部分」が出てきます。
 この時、どうしても意見が合わない時は、企画を止めた方が良いです。
 どっちかが折れたとしても、禍根が残る恐れがあるからです。

 しかし、相手の方が合わせてくれるよう頼んて来た場合、まったく考慮しないよりは、吸収してもっと面白いリプレイに昇華することも大切です。
 「此処はこうするから、こうなりませんか?」と新しい設定を入れて行きます。

 柔軟かつ、相手と自分の意見をうまく融合させ、譲り合う気持ちを持てば、クロスは楽しいものとなります。
 逆に、意固地になってばかりだと絶対成功しません。

 どうしても合わせられないものは「御免なさい、~な理由で…」と謝りつつ、きちんと理由を伝えて、妥協点を探すのが大切です。
 ぎちぎちに情報を詰めて、押しつけるのは「クロス」ではなく「強行」ですので、互いのリプレイでの味を出せる様にやってみましょう。

 トラブルで矛盾が起きた場合、その矛盾から物語を生むぐらいの柔軟な姿勢でいると、動揺することがありません。
 文章ミスから生まれる物語もあります。
 
 トラブルは笑い飛ばす気持ちで、互いに補いながらやるとよいでしょう。


◇シナリオのバッティングのは御注意を…
 クロスオーバーをやっていると、何となく気になるのがシナリオのバッティングです。
 同じシナリオのリプレイを書いてしまう場合、登場人物が二重存在になったり、お話に矛盾が生じます。

 こんな時は、ぼかすテクニックを用意しましょう。

 私がMartさんと旧リプレイでクロスした時、レナータの救出イベントで、二匹の雄雌サーペントを登場させ、各個撃破する形でバッティングを避けた時があります。
 
 討伐モノのシナリオバッティングならば、「再出現」や「似たような依頼」、「逃げだした残党の討伐」といった表現に変えることで、「逆にクロス化する」テクニックが

あります。

 アレトゥーザのデオタト護衛などは、Martさんがアレトゥーザ行きの護衛、私の方がリューンに帰還する時の護衛、でまとめました。
 ずらしたのは私の方ですが、距離的にも違和感が無いですし、ちょっと表現を変えるだけですんなりクロスオーバーが出来ました。

 シナリオのバッティングは、場合によってクロスオーバーに繋がるのです。

 クロスのテクニックとしては…

・登場人物を変える(連れ込みありの場合は上手くいかないこともあり)

・同時進行で依頼の共同解決を約束して協力し、最終的に敵勢力を倍にした扱いで各個撃破

・別エンディングのルートを貰って、辻褄を合せる

 他にも、TPOに合わせて、アイデアは様々でしょう。


◇アイデア相談すると解決することも
 モチベーションダウンして、リプレイが書けなくなっても、クロスを通じて相談してみると、良いアイデアを授かる場合もあります。
 詰まった時は、思い切ってアイデアを聞いてみてはどうでしょう。
 その場のノリで、新しいクロスのきっかけが生まれる場合もあります。


◇トレードクロスのやり方
 手持ちカードをトレードするトレードクロス。
 やるにはカードワースのユーティリティについて、少しばかりの知識が必要です。

 といっても、そんなに難しくは無いので、試してみるとよいでしょう。

 まず前提として、互いにカードが手に入るシナリオを入手することが前提です。
 DL出来ないシナリオも沢山あるので、そういう場合は『Internet Archive Wayback Machine』(http://www.archive.org/web/web.php)や代理公開でDLできないか探し

てみて下さい。
 シナリオを手に入れたら、ユーティリティモードでカードを入手後、トレードして渡すカードを削除します。
 
 その旨を後書きか著作情報に明記すれば、トレードは完成です。
 シナリオは著作表記することが大切です。
 忘れずにやっておきましょう。


◇クロスオーバーした時は、相手の著作表記をする
 当然のことですが、クロスしたリプレイの著作表記はしましょう。

 噂程度のクロスならば目くじらを立てるほどでは無いかもしれませんが、登場人物が話をする程度にクロスする場合は、両方でクロスしたことを明記し、相手側の記事にト

ラックバックさせてもらうか、何話の何処でクロスしたか教えて貰って著作表記しつつ、宣伝しておきましょう。

 両方読んでもらえる機会にもなります。


 クロスオーバーは、手間もかかりますし、社交的にならねばならないので、苦手な人もいるでしょう。
 でも、やってみると楽しい場合がほとんどです。
 
 リプレイを書くのに慣れて来たのなら、是非チャレンジしてみて下さいね。
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CW:Y2つ風リプレイ講座 第六回

 第六回は、リプレイ書きが必ず行き当たるスランプについてお話します。

◇物が書けなくなる恐怖のスランプ
 まず金銭目的で書いてるのではないため、締切すらないリプレイブログですが、だからこそ恐ろしいのがスランプです。
 仕事の場合は生活のためにやるという目的がありますから、嫌になっても続けられます。(やらないと食べていけませんし)
 
 しかしリプレイを書くことには、強制力が全く存在しません。
 すなわち、自分でモチベーションを維持して書き続けるしかないのです。
 いわゆる「三日坊主」になってしまったり、書きたいのに気持ばかり焦って文章が書けなくなる…
 リプレイを書いていると、こういった時期が多かれ少なかれ必ず訪れます。

 それにどう対処したら良いのでしょうか?

 
◇まず何がスランプの原因が知る
 スランプにはそれを起こす原因が少なからずあります。
 例を挙げると…

・仕事が忙しい、時間的余裕が無い
・カードワースに飽きた
・リプレイを書くことが義務化している
・体調や病気のせい
・心無いバッシングを受けて傷ついた
・誰もブログに来てくれないので寂しい
・ネット環境が無くなってしまった
・しばらくブログを書かずに放っておいた
・原因は分からないが集中出来ない

 他にも沢山あるでしょう。
 中にはどうしようもないこともあるのでしょうが、これらの原因に対する対処法を、私が感じた限りでお伝えします。


◇仕事が忙しい、時間的余裕が無い場合
 生きて行くために日々糧を得る…
 勤労の義務は国民に定められたものですから、学生時代を終えれば働かなくちゃいけません。
 
 学生でも苦学生ならば、バイトしつつ奨学金で、とか。
 終わっても奨学金を返済するとか。

 お金はどうにかなっても、別件で、構想する時間や執筆時間が無くなることは、よくあります。
 
 プチニートやってるならともかく、こういった生の生活に関しては、自身のとても大切な問題であり、どうにもならないと思うかもしれません。

 かくいう私も、ブログ書いてる脇で、仕事しながら病気の母の入院費、どうするね~とかよく考えてます。
 
 大体一年前、副業始めたり失敗したりしてましたが、こういった生々しい話、分かる方も沢山いるでしょう。
 ブログをほとんど書けなかった時期もありました。

 そんな私がまたリプレイ書いてる…
 それは、カードワースがまだ遊べるゲームで、まだリプレイ出来るからです。

 技術的に出来なくなればどうにもなりませんが、カードワースを遊んでる方の多くは、エミュレータ無しで遊べますよね?

 これが続けられる大きなポイントなんです。
 
 つまり、「また再開しても出来る」ということ。
 最初の方の講座でも述べましたが、企画書を作っておくと、カードワースやネットから離れていても再開出来ます。
 
 そして、仕事や生活のために離れていた時間も、実はリプレイのために構想を練るための環境に出来るのです。

 私は、実体験や得た知識をリプレイのPCたちの行動に反映させています。
 私の書くリプレイは小物や行動の描写がくどいくらい、ですが、それは使ったり行動したりする様子を頭の中で想像し、あたかも考古学者の様に組み立てて話を作り出しているんです。

 日常生活は、情報の宝庫。
 しかも、情報を見つけるという目的意識があれば、「仕事もがんばれる」という相乗効果まで得られます。
 
 きつい仕事ならば「苦しさ」の描写に繋がるのです。

 人間とはおかしなもので、きつい時でも楽しいこと考えてると、痛みや苦しさを忘れてしまうことがあるんですね。

 ランナーズハイのような状態もあります。
 きついのを一定量超えたあたりから、頭がハイになる…徹夜明けなんかでそういう経験がある方いますよね?

 やってるうちに、慣れて出来る様になったり、趣味であるリプレイで維持するモチベーションが仕事に反映され業績UPとか。

 要は、「生活に取り入れる」のです。

 無理と思わずに、リプレイを構想したり書いたりすることを、日常生活の一部にするよう意識すれば、案外書き続けることは難しくありません。
 
 リプレイを書くことは、ネット環境さえあればほとんどお金が掛からないのです。
 ささやかな趣味としてやっていけます。

 実生活で感じる「苦しさ」や「辛さ」にも、観察してみると全部同じでないことが分かるはずです。
 どういう理由で辛いのか…

 それを理解することでリプレイに生かしたり、痛苦への対策方法としたり出来るのです。
 「苦しさ」や「辛さ」は、本来は生活をよりよくするためにある「負の信号」です。

 ただ甘受するよりは、物書きに利用したり、話題にしたり、踏み台にしたり。
 そうやって、改善させていくか、要領よくやるコツを見つけていくのが、上手な付き合い方です。

 辛ければ辛いほど、それは書く時に表現力に繋がります。
 歴史的な芸術家は、名作を残すとき苦労話が沢山ありますし、苦労や緩急の無いドラマは面白くないでしょう?

 自分が得た痛苦は、そのまま書きものに活かせるのです。

 「マイナスにマイナスを掛ければプラス」と言ってた人がいます。
 ただ溜めこむ(足す)と辛いだけですが、発想を転換すると思わぬ利点になります。

 そのつもりで臨めば、仕事そのものも楽しくて仕方なくなるかもしれません。
 マゾと言われなくもないですが(苦笑)

 固定した考え方は、物書きに重要な感性をとても鈍らせます。

 余裕があるなら、自分をゲームの数値化して、「俺の掃除技能はレベル5!」とか、ユーモアを持って考えてみると、仕事も楽しく出来るでしょう。

 苦しいこと辛いことは、嬉しさや幸せの裏返しです。
 「辛」は「幸」に一本足りないだけなんです。

 気持ちで補ってあげましょう。


◇カードワースに飽きた場合
 コンシュマーやネットゲームの物凄いエフェクトを見てると、古いゲームをする必要性が無くなる場合もあるでしょう。
 カードワースに飽きてしまった時は、リプレイブログを続ける必要性も無くなるかもしれません。

 ですが、カードワースには「出戻り」(言葉は悪いですが)ユーザーが非常に多いのです。
 社会人になってからまた始めた人や、システムの更新を見かけてやり始めるとか。

 DLにお金がかからないシナリオがほとんどですから、無料で再開出来るのも大きな強みです。

 飽きたら離れ、懐かしんだら戻ってくればいいので、ブログは「絶対消す」と思うまでは続けてみるとよいですよ。
 そのうちひょっこり再開出来るかもしれません。

 ブログはやりたくなったところで始め、止めたいところで終わりにしてよいのです。
 
 ですがせっかく書いた記事は、残しておいてもいいですし、誰かのブログで代理公開してもらうという手もあります。
 かつてうちでも、ある方のリプレイを代理公開していました。

 せっかく書いたものですから、どこかに残しておくとよいでしょう。

 そして、数年を経てカムバックした時、自分の関わったものが残っているというのは、少し嬉しいものですよ。


◇リプレイを書くことが義務化している場合
 はっきりいって、最も懊悩する状態です。
 
 「書かなきゃ、書かなきゃ…」

 呪詛の様に言葉が頭の中で空回りするだけで、まったく書けなくなると思います。

 抜け出すには、「楽しんで書くことを思い出す」ことです。
 
 人間とは現金なもので、目的がなければものを続けるモチベーションは保てません。
 お金貰ってるわけではない、書く意味を失った…
 その状態では、ドライに書き続ける才能でもない限り、まるで書けなくなります。

 多くの人が「才能が無いから書けなくなったんだ」と思う瞬間ですが、実は単にモチベーションを失っているだけです。

 才能だけでものは作れません。
 それは、天才と呼ばれた人の中にもスランプを味わっている人がいる過去を見れば、分かるはず。

 必要なのはプレッシャーではなく、自発的な欲求です。
 書くことに対して、義務感という束縛は邪魔です。
 
 はっきり言って、義務感で書いた文章にはエネルギーがなく、自分で読んでも湧き立つような楽しさや感動がありません。

 「書くことが好きであること」。
 「書くことを楽しんでいること」。
 「書き上げる充実感に満ち溢れていること」。

 これが、モチベーションに必要なことなのです。

 スランプに陥ったら、まずこの3つの気持ちがあるか確認してみて下さい。
 そして、自分の中で「書かなきゃ呪詛」が発生してないか確認して下さい。

 もし義務化していると感じたら、少しクールダウンして、考え方を転換する必要があります。
 無理に書けない状態で書こうとすれば、納得出来ないものが出来るだけで、さらに落ち込むはめになります。

 スランプは、物書きの風邪の様なもの。
 適切に休んで治療すれば、初期の状態ならまた書けるようになります。

 もし、嫌なことが重なって、酷いスランプに陥ったら、一回まるで違う何かをやってみて、頭の中をすっからかんにすればいいです。
 新しい空気や考え方が入って来ます。
 
 「頭が真っ白になって、訳が分からない」

 この状態なら、情報が入る余裕を待つか、自分で作ればよいです。

 頻繁にスランプに陥る人は、完成という充実感を思い出すとよいです。
 初めて一つのリプレイを書き上げた時、その感動は素晴らしいもののはずです。
 感動を思い出すことは、良い薬になります。

 ただし!
 
 決して過去の凄かった自分と、落ち込んだ自分を比べないで下さい。
 余計に落ち込む羽目になります。

 感動は、新しいもののためにあればよいのです。

 「また、あの充実感を味わうために、楽しんで書いてみよう」。
 「あの時の充実感を思い出して、気軽に書こう」。

 思い出すのは、自分の粗探しをするためではありません。
 「楽しさや充実感を思い出す」ためなのです。

 比較は、個性の敵です。
 自分なりの作品を書こうとする者にとって、何かと比べて善し悪しを談じることは、マイナス要素が多いです。

 リプレイは、賞金や勝負のために書くわけではないので、気軽にやりましょうね。


◇体調や病気のせい
 休むか、病院に行きましょう。(断言)
 
 体調不良は治してから書くのが大切です。 
 無理してもっと悪くなれば、この先に書く時間をさらに失います。

 もし不治の病になっちゃった、とかいう場合。
 その経験が無い私が、その対策法を教えて差し上げることは出来ません。
 憶測で言うのはあまりに無神経なことですので。
 
 ただ、どうしようも無い苦しみが世の中にあることは分かるつもりです。

 私、片目がずっと不自由なので、立体感が掴めないという感覚で生きてきました。
 こういった、体質や体調による苦しみは、同じ苦しみを持つ人にしか分からないこともあるでしょう。

 でも、つらい時に支えにする様に、あるいは楽しみとして書くことは、きっと自分のプラスになります。
 一応、経験者としてこれだけ述べさせて頂きます。

 自分にとってプラスになる様に意識して、やってみて下さいね。


◇心無いバッシングを受けて傷ついた場合
 「好奇心猫を殺す」とも申します。

 バッシングを某掲示板で受けていても、わざわざ見に行く必要などありません。
 知らぬが仏、という場合もあります。

 読めば気分を害するものを、わざわざ見る必要はありません。
 人が人を害する場合もあれば、人が人を褒め称える場合もあります。

 その一部分だけ…悪い所を抜き出して落ち込んでも、リプレイ書きとしてマイナスにしかならないでしょう。

 もし、それに目を向けるぐらいなら…
 書くネタにするくらい、図太くやりましょう。

 1つ対策方法を話ししましょう。

 こういう「小憎ったらしい相手」を、物語における主人公の障害のモデルにして書いてみると、筆が乗ります。
 主人公がぶったおす相手にすると、それは痛快なのです。
 嫌がらせする相手は、えてして物語の悪役と似ています。

 嫌な気分にさせられたんですから、その贖いとして、リプレイのネタになって頂きましょう。
 これぞ、悪人リサイクル。

 物語は、憎まれ役がいるほど盛り上がる場合があります。
 本当に頭に来たり、ムカついた相手ほど、真実味をもって書けるのです。

 むしろ、バッシングを受けてそれを踏み台にしないのはもったいないです。
 嫌な気分を味わった分、出がらしになるまでネタにしましょう。

 ある程度防御手段を講じていれば、余程悪意にさらされないかぎりは、自分のブログ上でバッシングを受けることはありません。
 それに、バッシングをやり過ぎると明確な「侮辱罪」になるので、自己の領域をきちんと維持し、法的に対処すれば大丈夫。

 きちんとバックアップを取っていれば、ウイルスを喰らっても復旧出来ますし、司法を通さない私刑は、相手がどんな手段を取るのであれ法律に抵触します。
 何れそういったことのしっぺ返しを受けるでしょう。

 やましいことがなければ、ドンと構えていましょうね。

 あと、バッシングを受けるということは、悪い意味で、やってくる人の心の琴線をかき乱したということ。
 それだけ読まれたということです。

 沢山の人の目に触れた時に起こる、酷評の一種として、さらりと受け流しましょう。

 その人のために怒り狂って、「脳神経を無駄に焼く方」が無駄だと思いませんか?


◇誰もブログに来てくれないので寂しい場合
 相互リンクを増やしましょう。

 あるいは、仲の好い方のブログにコメントを書いて、自分の記事をネタに談義させてもらうのも方法です。
 読んでみたくなる話題を、そのブログの管理人さんに迷惑にならないように注意して書けば、相互リンクを通じて読みに行く方が増えます。

 細かいコメントまで読んでる方は、たくさんいますよ。

 それから、ブログ来訪者の履歴を、ブログの管理画面から調べてみるのもいいでしょう。
 新しいブログを開設した方や、読みに来る方は、それから知ることも出来ます。

 それと、可能ならば私の様に、リプレイを足場にして店シナリオを作ってみたり、シナリオ作者さんに感想やリプレイしたことを、迷惑にならない範囲で報告してみると、そのコメントを追いかけてやってくる方もいるでしょう。
 その場合、自分のブログが分かりやすい様に、アドレスを載せさせて頂きましょう。(※アドレス禁止のブログでは、くれぐれも書かないように)

 リプレイは、レヴューや感想の延長です。
 喜んで読みに来て下さる作者さんもいらっしゃいますよ。

 私なぞ、ある方のシナリオをリプレイしたら、なんとそちらのブログでイラストが…
 あの時は感動モノでした。

 徐々にですが輪(リンク)は広がります。
 慌てずにやっていれば、思わぬ応援に感動することもあるかもしれませんよ。


◇ネット環境が無くなってしまった場合
 近年3~4万円のノートPCが販売され、LANの通信料は月々数千円。
 しかし、それが苦しかったり、PCが壊れちゃったりすることもあるでしょう。

 かくいう私も、何度もネットのトラブルやPCの不調に悩まされた口です。

 ネット環境の消失なら、手頃なインターネットカフェや漫画喫茶でデータのやり取りは可能です。
 携帯メモリなどに、データを入れて持って行きましょう。
 テキストデータは、とっても軽いですよ。
 
 そういった臨時のネット環境が近くに無くても、オフライン環境でできる作業は結構あります。
 記事の下書きや清書なんかですね。

 環境が回復するまで、出来ることをやりましょう。

 PCが壊れた場合は、修理なり、新しいPCを購入するなり、しなければなりません。

 まず、復活の前提条件としてバックアップは面倒でも取っておきましょう。
 
 私は旧リプレイの宿データごとPCのハードディスクが逝っちゃった経験があり、あの時のショックには、いまだへ込みます。
 あの時の反省を生かし、壊れにくい第二ハードディスクに入れ、バックアップとHD復旧ソフトを揃えてあります。
 
 携帯メモリやDVDなどは、ブログデータを保存するには十分過ぎる大きさです。

 外付ハードディスクだって、2万以下で1Tに手が届く時代。
 バックアップ用の記憶媒体には事欠かないでしょう。

 あと、ネットを復旧するためのパスワードや、ブログのIDとパスワードはテキストにして近くに保存するなり、しておきましょう。
 ID忘れ、パスワード忘れでブログ活動を止める方、結構いるようです。
 
 IDやパスワードは、メールで簡単に確認できる場合が多いです。
 書き取りしてない方は、セキュリティに注意しつつ、調べてどこかにメモしておきましょう。

 メールやインターネットのプロバイダID、パスワードも、オフラインでどこかに記録しておくとよいでしょう。
 セキュリティを気にし過ぎて、復旧できなくなると、元も子もありません。

 環境が八方塞になったら、復活の準備をしつつ、雌伏する、でいいのです。
 環境が回復したら、「戻って来たよ~」と気軽に始めて下さいね。

 離れていても、消去されない限り、読みに来て下さる方はいます。


◇しばらくブログを書かずに放っておいた場合
 変な先入観は無用です。

 「きっと楽しみにしていた読者は怒ってる」とか。
 「もうこれだけほっとけば、誰も読みに来ないよ」とか。

 読む人は読みに来ますし、新しい読者さんも訪れます。
 それに新たな気持ちで再開しても、過去の記事はそのまま下積みにして活動再開できるのです。

 私、相互リンクしたブログには、年に一度は必ず行きますよ。
 読む人は読みます。
 
 ブログを書くことは義務ではないので、いつ戻って来ても良いのです。
 気軽に「復活しました~」ではじめ、「ちょっと休載するね~」でOKです。

 数年後にひょっこり復活しても、誰かに文句を言われる筋合いはありません。
 そのぐらいの図太さで再開すると、多くのファンが復活を喜んでくれるでしょう。

 カードワースの界隈は、こういった数年後復活パターンが結構あります。
 その復活は祝福されることがほとんどですので、気軽に戻ってみて下さい。

 その際、テンプレートを変えてみたりして、気分一新してみるのもよいですよ。
 
 気兼ねせず、思い出したら是非再開しましょうね。 
 
 
◇原因は分からないが集中出来ない場合
 何故かモチベーションが一向に回復できない場合、ありますよね?
 
 多くの場合、体調や栄養不足などで起こります。
 あるいは姿勢など。

 人は靴に小石が入っても集中出来なくなります。
 片頭痛や、胸焼けが無いか確認して、それらを改善してみましょう。

 カルシウムや鉄分とか。
 案外人間は栄養不足で、集中力が途切れます。

 寝不足の場合、ゆっくり寝ましょうね。
 寝れなくなってる時は、集中力も維持出来なくなりがちです。

 あるいは眼鏡が歪んでるとか、使ってるキーボードがおかしいとか。

 環境を改善してみることが大切です。

 理由が分からない、ということは、気付けないほど原因が小さい場合も多いのです。
 そういった原因を見つけ出す感性は、それを鍛えることによって、物書きとしてのインスピレーションを与えてくれるセンサーにも変わります。

 センサーが鈍れば、書き難くくて当然。
 原因が分からなくて、悪循環にはまることにもなりかねません。

 上司や悪友の一言に傷ついていたり、小さな怪我や病気といった、「取るに足らないもの」こそ最大の理由になっているケースが多いです。

 原因が分からない時は、出来る範囲でリフレッシュしましょう。
 当たり前のことですが、だからこそ見逃しがちなです。


◇ものを「観る」能力を養おう!
 物書きもそうですが、何かを見てものを作る者にとって、「観察力」は何より大切です。
 時には感情的に、時には客観的に、物事を観る能力があると、爆発的に様々な理解が得られ、筆が進みます。

 大切なことは、「見る≠観る」ということです。
 ものごとをただの景色や結果としてしか見れなくなると、表現する能力は一緒に落ち込んでしまいます。
 
 連想力や、創造力。
 それは、「観る」能力がきちんとあって、初めて発揮します。

 文章が、事実の羅列になってしまう人は特にそうです。
 表現するということは、表現に必要な材料を見つけているから出来るのです。

 コツは、「一つ見て十を連想する」こと。
 
 一つの置物だって、八方から見た姿があり、物事にも沢山の顔や意味があります。
 それに気付く感性は、才能ではなく、注目することで誰にも得られます。

 例えダイヤの原石が転がってても、それを見つけようとするのでない限り、ただの景色でしかありません。
 「自分には才能が無いから無理」とか「分からないと決めつける」ことは、視野を狭くするだけなのです。

 むしろ、「才能が無い者なりの感性」を、発揮してみて下さい。
 自分が優秀でないと知る者は、「驕らずに伸びる」可能性があるのです。

 持たない者には、「持つ余地」があるのです。
 発想の転換こそが、新しい技術や物語を作り出します。

 くよくよ考えるより、頭の中で、新たな気持ちを持って観てみましょう。
 貴方の頭の中で、PCやNPCたちは、どんな行動をしていますか?

 まっさらな状態へと立ち戻り、観直してみれば、案外スランプの原因は大したことではないかもしれませんよ。



※ちょっと補足しておいた方がいいと思ったことが出来ましたので。

 悪人リサイクル云々(◇心無いバッシングを受けて傷ついた場合、の項目ですね)ですが、当たり前のこととして、「名前を直接上げる」とか「行為そのものをあげつらう」と、名誉毀損になることがあります。
 このあたり、普通の人間や社会生活上のモラルとマナーは守りましょうね。
 
 罵詈雑言を投げ返すと喧嘩になるので、バッシングする連中が「俺のこと書いただろう!」とか文句言って来ても知らん顔しましょうね。
 事実、それってフィクションであるリプレイの物語の中でのことですから、完全な被害妄想ですし。
 
 この内容に関しては、「このぐらい図太く考えないと神経疲れるよ」ということです。
 基本的には、のらりくらりが一番。

 それから、ネタにするといっても、当たり前のことなんですが、相手を侮辱する行為は不毛ですので止めておいた方が良いでしょう。
 ムキになると疲れるだけです。

 モデルにするにしても、「そういう嫌いなキャラクター」がいて「主人公たちや登場人物が対峙する」なら、本人をあげつらってるわけではありませんから、問題無いです。

 それと、私の言うバッシングとは「侮辱」を含めた「悪質な」ものに対してですので、「ただの酷評」なら、それなりに受け取って反映させればいいでしょう。

 ネタにしてしまえ、とは申しましたが、「やり返せ」ではなく「反面教師的にネタにして好い作品書こう」ということです。
 勘違いなさらないようにお願い致します。
 
 もし、勘違いして泥沼の侮辱合戦になっても、私は責任負いかねます。
 このあたりは、悪意的にとらないで下さい。

 心象を害したかもしれませんが、これは私なりに考えて実際にやってるやり方です。
 そのしっぺ返しも受けてますし、その上で承知してやってることなので、やる以上自己責任でやりましょう。

 この講座は、あくまでも私的講座です。
 無理に従う必要はまったく御座いませんので、良心に従って、「悪辣だ」と思った時はスル―して下さいね。

 それと、リプレイ書きにとって大切なことを一つ。

 物事は、曲解すると収拾がつかなくなります。
 バッシングも、曲解から敵意に変わることがしばしばあります。

 「これもバッシング~」と疑い出すときりがありません。
 厳しい意見が、時として悪意的に感じる内容も多いからです。

 フィクションのモデルにするぐらいならかまいませんが、(いないでしょうけど)現実とごっちゃにして憤るのは、ブラックジョークかモチベーションアップのため、程度にしておきましょうね。
 ドツボにはまると返ってスランプになりかねません。

 相手の悪意を善意として受け取れるぐらいの図太さ(単純さ)も、持っておくと楽かもしれませんよ。
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CW:Y2つ風リプレイ講座 第五回

 第五回は、清書の仕方と、ブログについてお話します。
 若干煩わしい内容もありますが、御勘弁を。

◇物語の最後まで下書きしたら、清書!
 下書きを書き終えたら、いよいよ清書に入ります。

 清書する時は、「カードワースは終了」します。
 下書きと辞書を用意し、下書きを上から下まで何度か読み返して手直しをして行きます。

 あまりに繰り返す言葉や動作は、程よく類義語に変え、修正した文章で段落を考え、区切りよく読みやすい文章に直していきます。
 この時、文がきちんと流れを持つ様に直します。

 例えば…

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
×
 シグルトは剣を構えた。
 そしてゴブリンに攻撃した。
 ゴブリンは倒れた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
 
 このような文章では、ただの結果の羅列です。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 シグルトは、向かってくるゴブリンに備え、愛剣の柄をしっかりと握りしめた。
 敵に先んじて、彼の斬撃が唸りを上げる。

 一瞬の交差…軍配はシグルトに上がった。
 ゴブリンは血泡を吐いて、ドウッ、と倒れ伏す。

 鋭い一撃は、ゴブリンの肩から胴半ばまで達し、肋骨と肺を切り裂いていた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 下書きに詳細な描写を足しながら、リアルに流れを作って纏めて行きます。
 一つ一つの行動を丁寧に描いてみて下さい。

 まとめ終わったら、一呼吸置いて、誤字脱字を調べます。
 文章が変なところもです。

 それが終わったら、もう一度内容を読み直し、微修正します。
 丁寧過ぎてくどくなっていたり、同じ表現を規則性なく何度も使っていたりした場合、修正します。

 ポイントは…

・同じ様な文章終了を並べない(全部「~した」ではなく、バランスよく未来形や現在進行形を混ぜる)
・同じ表現を見える範囲で多用しない(武器ならばどの部位を使うか、魔法ならば呪文名より効果や対象への働きかけ)
・類義語を使ってみる(「頷いた」、「首肯する」、「認めた」、「許した」など)
・読んで感じた違和感を整える感じでまとめる(時間をおいて読むと、妙な言葉遣いに気付き易くなります)

 書き直したら、また最初から読み直します。
 最低3度ぐらいは読み直しましょう。

 出来れば、最後の読み直しをする時は、時間をおいてからの方が良いです。
 頭にいろいろ入り込む余裕が生まれていますので、間違いや違和感を見つけやすくなります。
 
 疲れた頭では、上手く文章をまとめられなくなり、そういう自分が嫌になってモチベーションを失う悪循環に陥ります。
 焦らず、頭の疲れを振り切ってから直しましょう。


◇清書を終えたら、ブログにUPする。
 清書を終えたら、いよいよブログにUPします。
 ブログへのUPの仕方は、それぞれのブログに関するマニュアルを読んでおいたり、検索したりして、出来るようになって下さい。
 ただ、文章をUP出来るのと、文字のサイズが調整出来れば、他はそれほど機能を覚えなくても大丈夫でしょう

 私はブログでアップする時、リプレイ部分は中文字に拡大する効果を使います。
 文字が小さいと少し読みにくくなりますし、文章量が少ないと迫力が無くなってしまいます。
 加えて、たくさん書いていても、思ったより文章が少ない印象にもなります。

 大きさは、それなりの利点になるのです。

 それに、カードワースのメッセージサイズを意識出来る文字サイズが、中文字ぐらいです。
 読者に共感を与えるためのテクニックにもなります。
 
 目立つ擬音は大文字にしたり、場合により色文字にしますが、後々テンプレート(ブログの背景)を変えることを考えると、色はあまり操作しない方が無難かもしれません


 ブログごとに、基本の文字は、テンプレートにあった色に自動修正してくれるからです。

 UPする時はコピー&ペーストを使います。
 下書きがテキストならば、「書式」を確認し、「右端で折り返す」にチェックが付いていた場合は外してからコピー&ペーストして下さい。
 変なところで改行した状態になる場合があります。(私が頻繁にやるミスです)

 ブログのテンプレートは「リプレイが読みやすい」ものにしましょう。
 背景色と文字の基本フォントで、リプレイのイメージががらりと変化します。

 長期休んでいた場合は、テンプレートを変えれば、更新を印象付けられます。
 テンプレートの交換方法などは、徐々に覚えて行きましょう。 


◇カテゴリを作ろう
 ブログでは、記事をカテゴリ別に分けることが出来ます。
 
 まずは、カテゴリを作りましょう。
 リプレイのパーティの名前とか、「読者が分かりやすい分け方」をします。

 「“~”リプレイ」(“”内はパーティ名)とか、分かりやすいです。
 出来れば、宿やパーティ別にカテゴリ分けしましょう。
 ごちゃごちゃ一つのカテゴリに纏めて書くと、読者が最初から読み難くなります。
 多数パーティをリプレイする場合、混ぜると話を戻って読み直すのが困難になるからです。

 出来れば、ブログのルールなども別カテゴリの記事で作っておき、挨拶記事なんかも先んじてUPしておくとよいでしょう。

 ブログ記事は、一つのカテゴリで30~50記事を越えたら、第一部、第二部とかに分けて、検索しやすいカテゴリに纏めて行くとよいです。
 私もリプレイRを、何れ分けるつもりでいます。

 ジャンルですが、私は検索しやすいように、リプレイ記事は「ゲーム」にしています。
 何か他に相応しいものがあるなら、それを選んでもよいでしょう。


◇清書を記事にしたなら、後書き
 清書した文章をコピー&ペーストし、視覚効果(文字の大きさなど)を設定し終えたら、後書きを書きます。
 
 書き手のシナリオに関する感想や、苦労した点、伏線の紹介や愚痴など。
 この際、書いてる時の生の気持ちを書くと、日記代わりになりますよ。
 
 本音が出る場所でもありますが、作者やシナリオの罵詈雑言は厳禁です。
 
 貴方が作者さんに、リプレイ記事を書く様依頼され、酷評でも構わないと言われているならともかく…勝手にリプレイしてしかも悪口や酷評をすれば、そういった作者さん

とトラブルを起こしたり、作者さんのモチベーションを下げて後に良い作品が生まれなくなるかもしれません。

 感想では、良い部分悪い部分を、「あくまでも自己の感想」として書くのが大切です。
 リプレイブログは「専門に評論する場では無い」のです。

 コメントで共感できる方がいたとしても、その人と一緒になって悪口を書くなどもってのほかです。
 どうしてもやるというなら、せめて、ブログを読みに来る他の読者さんの目に触れないところでやって下さい。
 
 これは、大切なマナーです。

 罵詈雑言が大嫌いな方も沢山います。
 見苦しくないブログになる様、心掛けるのも大切ですよ。

 あと、「自分はここがこうだったらよかった、苦手だった」はよいでしょうが、「ここは絶対こうすべきだ」と書いてはいけません。
 「なってほしい」というのは希望ですが、「すべきだ」というのは要求です。
 要求は、相手に許可されない限りしてはいけません。
 もし相手に向かって強く要求するなら「強要」になるのです。
 
 「強要」は、互いにルールを取り交わした場合に初めて出来るようになります。
 ルール無き「強要」はただの「我儘」です。
 肝に命じましょうね。
 
 作者さんには作者さんなりの意図があります。
 作者さんの意向を尊重出来ない方に、良いリプレイは書けないでしょう。

 かといって、嘘で褒め千切るのも変です。
 慇懃無礼になりかねません。
 自己の意見として、節度をもって感想を書きましょう。

 それから、あまりにマナー違反であったり、常識無いことを書いてしまうと、リプレイしたシナリオの作者さんにも迷惑がかかる可能性があります。
 敬意は忘れずに、楽しんで書いて下さい。

 …堅苦しいことを書きましたが、常に敬意と思いやりを忘れずに書いていれば、大きな問題にはならないはずです。
 ずぼらで無神経な私が、3年もそれほど問題無く続けられているのが、その証拠です。

◇後書きには、状況結果も書いておく
 後書きには、リプレイの数値的な結果(お金の変更や、手に入ったアイテムなど)なども記録しておくと、読み手が状況を理解しやすくなるでしょう。
 レベルアップや、アイテムの個数移動など、数値的な動きが書いてあると、読み手が分かりやすいはずです。

 これらの記録は、リプレイを再開する時も資料になりますよ。

◇著作権を書く 
 後書きを終えたら、可能な限り著作表記を書いて下さい。
 そのシナリオが誰の著作物で、何処でDL出来るかなど、読み手に情報を伝えます。
 
 シナリオによっては、リプレイでも著作表記を必要とする(私も良く取り上げるMartさんのシナリオには、リプレイに関する詳細規定があります)ものがあります。
 後のトラブルを避ける意味でも、注意しておきましょう。
 
 シナリオ付属のテキストは、ぜひ読みましょうね。

◇UP前にコピーを取る
 カテゴリを選び、題名を書いて記事の視覚効果を設定したら、下書きを含めた記事を一回コピーしておきます。
 稀ですが、ネットの接続不良や、記事の転送不良で記事が消えてしまうことがあります。
 しかも、「戻る」を使っても消えてしまって、書き直す羽目になります。

 まずいないでしょうが、「直接ブログに長いリプレイ記事を書く」のは大変危険なのでしないで下さい。


◇記事をプレビューで最終確認
 以上が終わった後、文章をブログのプレビューを使い、実際のサイズで読んで下さい。
 それで問題なければ、記事をUPします。

 もしUP後に誤字誤植が見つかっても、慌てずに直しましょう。


◇UPした直後に返事は来ない
 記事をUPしても、それに反応があるのは少し時間が経ってからです。
 また、知り合いやリンク先が少ない時は、最初の記事が「エロサイトの広告」とかで落ち込む場合もあるでしょう。
 
 あせらずリンクを増やしながら、反応を待って見て下さい。

◇リンクとマナー
 ブログを作ったら、沢山の相互リンクをすると、それだけ人がやって来ます。
 関連サイトや他のリプレイブログの管理人さんにお願いして、リンクを増やしてみて下さい。

 リプレイブログ同士でリンクすると、読む側の人が目を向けやすくなりますので、是非沢山リンクしましょう。
 
 うちの「Y字の交差路」ですが、一応cw-portからのリンクがあります。
 リプレイブログでは、フーレイさんや龍使いさん同様、そこそこの老舗リプレイブログになっているかもしれません。
 まだの方は、よかったらコメント等で、相互リンクを申し出て下さいね。

 私は、一応でも相手側の許可を得るか、申し出が無い限り、相互リンクしないようにしています。
 勝手にリンクするより、相互リンクを申し込んだ方が良いでしょう。相手側からリンクを張ってもらえることが大切です。

 ただ、他のブログとリンクするのならば、せめて宣伝サイトやエロサイトのリンクはしちゃいけません。(そんな人いないでしょうが)
 宣伝系の荒らしを呼ぶことにもなりかねず、リンクした他の方にも迷惑がかかります。

 ブログ経営では、マナーがとても大切になります。
 私は、コメントを書くと長くなってしまうため、リンクブログは何度も見に行かせて頂いているのですが、コメントルールが分からないブログでは書くのをためらってしま

います。
 その分、うちのブログではコメント量フリー宣言して、書きまくっていますが。

 マナーは、外でこそ守る必要があります。
 リンクをする、ということは、それに対する責任も伴います。
 
 良識を持つことは大切ですし、誤りがあったらすぐに謝罪し、リンクを張った方と、良い関係を維持出来るようにしましょうね。


◇ブログ経営には闇もある
 ブログを始めると、スパムや荒らしと対峙しなければならない場合もあります。
 
 コメントに関して、パスワード入力による防御をしないと、来るわ来るわ…
 こういった防御法があっても、そのうち破る方法を見つける連中もいるでしょう。

 まず、商用目的の宣伝コメントを書く連中は相手にしないで下さい。
 「~やって何万貰った~」とか書いてる連中です。
 見かけたらすぐに消さないと、連鎖的に増えて行きますので、駆除が必要です。
 
 この人たちは記事を見ずに、ひたすら獲物を引っかける蜘蛛の巣を垂れ流してるだけなので、コメントごと削除してしまいましょう。
 同じHNの人が同種の悪質なコメントをしてきた場合は、ブラックリストに入れて追放するといった、きつめの処置を行って駆除します。
 
 何らかのソフトを使い、自動で記事UPを狙いすまして宣伝コメント入れてくる人がいました。
 多少ですが、私の場合はブラックリストが効果を発揮しています。 

 安全なのは視認パスワード入力によるプロテクトですが、相手によってはどこかから穴を抜ける連中もいます。
 ブログが綺麗なうちに、折を見て記事をバックアップして、最悪最初からブログを始められるようにもしておくとよいです。

 私は投稿の時、視認パスワードを入れないと投稿できないオプションは、わざと使っていません。
 これがあると、投稿して下さる方の手を煩わせる様で、私は嫌いなんです。
 荒らしに根負けするというのも癪ですし。
 あくまでも個人的な理由なんですけどね。
 ブログを守るためですから、大いに使っていい機能だと思います。
 ですが、個人的なこだわりを持てば、それもモチベーションに変わるでしょう。

 記事は財産です。
 是非、暇を見てバックアップしましょうね。
 
 悪質で計画的な荒らしも、時折います。
 そういう連中の中には、「荒らし仲間」を募って、さも他人の振りをしつつ、一斉にバッシングをしたりするお暇な人もいるようです。
 前にヤフーのチャットで乗っ取りしかけてた人とか、見たことがあります。

 焦らずに対処しましょう。
 
 反面そういう悪意的な連中がいる、ということは、いろいろな人がブログを読む機会も増えているということです。
 ブログが知られてきた目安だと思って、さらに頑張って行きましょうね。


◇某巨大掲示板にも紳士は大勢いる
 よく「某掲示板でボロクソに言われたからやる気なくした~」という方がいます。
 しかし、あそこにいる人たちの中には、確かな技術をもっている人や、誠意を持つ人物も少なからずいます。

 上がった罵詈雑言はほんの一部のはずです。
 もし沢山悪口が上がっていても、誰かが煽ったり、同種の人たちがやってることなので、気にしないようにしましょう。 
 ブログを書くことは、「責任を持って書いていれば自由」です。
 
 責任に触れることなら、悪口からでも学んで直します。

 得てして、悪口の中には本音や真実が含まれることもあるからです。
 悪口を書かれて嫌な思いをしたのなら、どうかその経験からもっと素晴らしい能力を得て下さい。
 自省は、物書きの技術を素晴らしいものにするのです。
 痛みから学べるものは、とても多いのです。
 
 もしモチベーションを無くしたくなければ、「自分の悪口が上がってるよ」と言われても、見に行ったりせず無視しましょう。
 他所で言ってることなど、無理に気にしなくていいのです。
 お金貰ってるわけではありませんし、真の読者は、ちゃんと読んでくれています。

 良いものを書こうと頑張っていれば、いつの間にか得難い読者さんや友人が沢山出来ます。
 誠意ある行動を続けていれば、ちゃんと信じてくれる人はいますし、自分で管理していれば後ろ暗いことも無いはずです。

 世の中には、悪口を言うことが生甲斐、という悲しい人も少なからずいます。
 ムキになって振り回され、こっちの窓を狭くするのではなく、冷めた目で見つつのらりくらりと躱しましょう。


◇バックアップは読みやすい
 ブログ記事が大量に溜まってくると、読み難くなります。
 ネットで読むと、どうしてもネット環境やPCのパワーを必要とすることもあり、読み直すのが難航します。
 
 そんな時バックアップ記事を、ソフトで読むといいかもしれません。
 FC2ブログなら、『MT Log Reader』というフリーソフトが、読みやすいです。
 記事を探すにも便利ですし、ネットで読むよりよいでしょう。

 『MT Log Reader』はFC2の記事バックアップをする時に、ツールとして上げられています。
 使ってみたい方は、検索してみるとよいでしょう。

 私は、そのうちリプレイの総集編を作って、このソフトで読めるテキストにしたいと考えてたりしてます。
 便利なツールは活用しましょうね。

 
 今回の記事に関して、私的な考えも述べています。
 この記事は公式ではなく、あくまでもY2つの私的講座なので、御理解下さいね。
CW:Y2つ風リプレイ講座 | コメント:2 | トラックバック:0 |
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