Y字の交差路

 ここはY2つめがノリで作ったブログです。  カードワースを中心に、私が思ったことや考えたことを徒然なるままに書きたいと思います。

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心霊(スピリチュアル)

 精霊屋のシステムにおいて、最も基本となるのが、HACと《心霊》です。
 
 《心霊》とは、魂の力のようなもの。
 魔法や呪術になる以前の純粋な念です。
 
 「私はかく有る」
 
 無意識と意識の集合した、混沌とした原初の精神。
 内包する魂の神性。
 それが《心霊(スピリチュアル)》です。
 
 まぁ、難しいので単純に表現すると《超能力》の雛形みたいなもの。
 『精霊屋』の精霊術は、本来名前も形も無い、無意識に使われるこの《心霊》という分野を目覚めさせることから始まります。
 
 一端、超能力(霊能力)者になって、そこから精霊術という技術に入っていく…という感じです。
 
 術者は、この《心霊》を昇華させることで力を得ます。
 《心霊》は単純に格(ランク)と、その使い方を緻密にする、2つの昇華の方法があり、後者の「使い方を緻密に」は要は難しく高度な技術(スキルや付帯能力、アイテム、称号)です。
 前者の《心霊の格(スピリチュアル・ランク)》こそ、このシナリオの最もぶっ飛んだシステムの1つです。
 
 心霊の格…SPRと仮にしましょう。
 
 これを高めていくことで、PCは力を得る代わりに、魂が変質していきます。
 
 これは10段階で表されます。
 
・無はまったく魂や心の無い器物。
 
・1は蟲やつくも神のように、五分の魂。
 
・2は腐った人間や、貧弱な精神の家畜など。
 
・3は常人。普通は人間も野生動物もこのぐらい。
 
・4はシャーマンや妖精にあたる高い次元の魂。
 
・5は中位精霊並。リプレイのシグルトが臨死体験後に至った辺。
 
・6は中位から上位精霊。神様や神話級の英霊、ナパイアスもこの辺。
 
・7は多神教の上位の神様。アレトゥーザや雪の女王、優れた神仙級。
 
・8は主神や熾天使級の力有る存在。オーディンやゼウス級。
 
・9は唯一神や仏教の如来ぐらい。
 
 
 8と9はおまけです。9は普通、絶対無理ですね。
 ここまでいくと制約とかすごくなりそうですし。
 まず、冒険者してる意味がないです。
 
 7~8は大切な何かを失ったり、変質する(不老になるとか、性を超越するとか)ことがほぼ前提です。
 人外魔境への恐怖と憧憬。
 
 神に等しい魂と寿命を持ちながら、それでも人間の輝くような限りある一生に憧憬を抱く神仙。
 悪神を討つことに一生を捧げた、“神殺し”の英雄。
 強さを求めて修羅(魔神)になった大剣豪。
 神秘の極限を知る大賢者。
 上位精霊とともに旅をする不老の大精霊使い。
 どれもレベル二桁っぽいですが。
 
 こういったぶっ飛んだお遊びをするために、HAC(別記事、『HACについて』参考のこと)とともに考えたシステムです。
 カードワースにおける一つの極めモードにどうでしょう?
 
 普通は3か4で始まります。
 PCはSPRと同数のHACを最初から所持しています。
 2~4であれば、どうにか人間ですが、それ以上になると仙人や精霊などに近い存在になっていくという、有利だか不利だか分からないものです。
 普通に人として生きるか、魂を高めて超人に至るか。
 
 ぶっちゃけ、そんな設定を妄想して萌えるためのシステムです。
 
 前にCESというもっとややこしくて複雑な称号配布システムを考えたことがあるのですが、そっちはいちいちすべてのPCを設定しなければならず、面倒でした。
 HACやこれはそのシステムから、一部を抜き出して使うものです。
 まぁ、「特別な能力」を得るためのシステムですね。
 
 最終的には【牙】や【翼】、【再生】や【怪力】みたいな特異能力まで対応したいなぁ、とか皮算用しているのですが。
 HACとあわせて、「ダンピール」とか「人魔(魔族のハーフ)」みたいなちょっと危険なPCを設定できることにも使えるように、とか考えてます。
 魔女や魔術師として特化した能力とか、ちょっと考えてみたり。
 あくまでも、今はできる範囲を模索中、程度ですが。
 
 なお、絶世の美貌やカリスマ、美声などを、異能のかわりに手に入れることを考えていますので、こういう称号が欲しいだけの人にも使えます。
 
 得られる称号や汚名、SPRは、「判明する」という形にしますから、それまでそれらの特徴はそのPCの隠された一面だったことになります。
 これなら無理にPC全員を設定する必要はないでしょうし。
 
 HACの特徴をあわせて、「盲目の絶世の美女で、エルフの血を引く、妖精並の魂の、カリスマ的王女」とか出来ちゃうわけです。
 あくまでも称号の上で、ですけどね。
 
 ある程度、エディタで書き込んだ連れ込みPCにもシステムを対応させたいと思っています。
 例えばSPRが5の、ホムンクルスの身体を持つ精霊とか。
 
 「こんなPC作りたいと思う」ってのがありましたら、書き込んでくださいね。
 システムの上で、出来るかできないか意識して余裕を作っておけば、シナリオでは対応が無理でも、エディタや、特別な別のシナリオで称号を書き込んで作れる拡張性が残せますので。
 
 御意見待ってます。
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『精霊屋』製作 | コメント:5 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

連投失礼します。この心霊は神格とか霊格みたいなものと考えればいいのでしょうか。このSPRと本人の性格とは別物だと考えていいのでしょうか。オーディンやゼウス、あるいはインドラといった神様は強さ的にはともかく性格的には非常に問題の多い神様ですから。最高位の神仙とかは元始天尊とか太上老君みたいなイメージがあるんで、女禍がランク8か。
 SPRが高すぎて、常に肉体的に負荷がかかって貧弱極まりない病弱PCとか面白いかも。或は逆にレベル2桁で幾多の神々をも凌ぐけども、魂は塵芥にも等しい存在とかもイメージできるかも。
 自分が今まで作ったレベル2桁PCイメージだと好奇心の趣くままに世界を放浪する神仙型(生命力以外のことは緑丸がついたが、いまひとつ突き抜けたところがなかった)とか、献身・人助けの為に余にも早く生を駆け抜けた英雄型(生命力がものすごく低かった)とか、他人の事には興味なし、ひたすら己を磨き続ける不屈の凡庸型とか作ってました。
 それでは、シナリオの完成を応援しています。
2006-11-22 Wed 19:58 | URL | hirosuzu #SFo5/nok[ 編集]
うちのは、愛する誰かを守るために受けた傷や代償のあるPCが多いので、その分魂の昇華がされたら素敵だなあと思います。
たとえば、仲間の命を救うために、片方の耳を差し出すとか、愛する人を守る力を得るために得た代償が、この世のあらゆる者の死期を見てしまう絶望の目だとか。
仲間を守るために、瀕死になっても戦うシグルドとかですね。
それによってSPRがあがる! なんて、美しいんでしょ。

愛することは自分の全てを、あたかも自分のものでないようにささげることをも惜しまないことだと思うので、そんな献身的さを出してみたいなーと思ったりです。
傷も勲章!
2006-11-22 Wed 22:04 | URL | マルコキエル #SFo5/nok[ 編集]
>hirosuzuさん
 心霊は心、魂、精神、神性、霊といったものとその力を総じて呼ぶものだと思ってください。
 SPR(心霊の格)はシンプルなそれらのランク化で目安です。
 「性格はほとんど関係なし」です。
 
 SPRは魂のレベルのようなもので、ランクが上がるにつれ、二乗、三乗、というふうに高度な存在にあたります。あくまでも、高い、低いとか、上と下を設けて考えた場合、ですが。
 そもそも、心霊そのものに大きさは無く、「器を兼ねている」ので、力の強い弱いとはちょっと違います。
 心霊に対して力が強い場合は、内傷で、大きな行動をするとダメージを受けるとかできそうですが。
 心霊に「大きさ」という考えはあまり適当ではありません。
 何というか…質の違いに近い感覚です。
 
 性格がものすごい神は、むしろその極端な部分がHACを高めている感じでしょうか。
 
 神仙とかもそのキャラの扱い次第でしょう。
 とりあえずある程度メジャーな神様なら、SPRは6~7ぐらい。
 英霊もヘラクレス級で6ぐらい(人間的だから)でしょう。
 アレトゥーザが7なのは、女神としての特性を備え、さらに上位精霊としての一面があるからです。
 10レベル以上のスキルで召喚できる上位精霊はだいたい7でまとめてよいかと。
 
 リンドヴルム(【嵐竜の飛翔】)は6です。
 とりあえず上位精霊か、というならだいたい6。
 西王母や太上老君、九天玄女ならばとりあえず7ぐらいでしょうか。
 神話の創造神ぐらいなら、8ぐらいはあるかもしれません。
 とりあえず人神(ギリシャ、北欧あたり)はたいてい6~7でしょう。
 ゼウスやオーディンは状況で弱くなることもありうるので、7ぐらいのときもあるかもしれません。
 世界観次第ですが。
 
 ウガリット神話(ユダヤ教成立以前)の、唯一神の原型たるカナン地方の守護神ならば、場合により6ぐらいかもしれません。
 神は、現れるときに、伝説や信仰の状況でSPRが上下する可能性があります。
 そもそも、神様や上位精霊は、現実の世界にあっては多分に伝説的で不安定な存在です。
 最も、「降臨したあと、世界に受肉し存在を止めてきた神霊」ならば、SPRが不安定になることはあまり無いでしょう。
 
>或は逆にレベル2桁で幾多の神々をも凌ぐけども、魂は塵芥にも等しい存在とかもイメージできるかも
 中世世界にはなさそうですが、例えるなら《機械仕掛けの神(デウス・マキナ)》あたりは、魂が空ろそうですね。
 
>英雄
 英雄はその行動や功績で語られるものですから、あんまりSPRは関係ないかもしれません。
 人としての姿や生があるなら、それはそれほどSPRが高くないでしょう。
 死後に英霊に祀り上げられた場合は、たぶんSPRがそこそこに高くなっているでしょうが。
 戦士系は、そもそも己の心霊など、見向きもしない奴が多いと思いますし。
 
 
>マルコキエルさん
 献身を重んじる聖人などはSPRが平均では顕著に高いでしょうね。
 ただ、「神の使徒」という概念は一定以上のSPRの向上を妨げることもあるでしょう。
 「神様越えちゃだめ」という奴で。
 というわけで、6止まりが大半だと思います。
 SPRは何というか、仏教の「悟り」に近い自己開発の考えです。
 神の使徒たる聖職者ならば、献身で失う形でSPRは上がらないのではないかと思います。
 逆に、「己を高潔であろう」とする考えはSPR向上に直結します。
 SPRは高い、低い、という考えより、「平均から離れるほど人間離れ」というものです。
 謙虚に神を凌がない心は、SPR向上を自制すると思うわけでして。
 向上心は下手をすれば「傲慢」の裏返しです。
 この辺りのジレンマの解消や、疑念も、心と直結するSPRの向上には影響があるかもしれません。
 まぁ、望まず謙虚さや純粋さが極まってSPRが高くなる、ということも考えられますが。
 
 SPRの特性として、「疑わず、信ぜず、認めず、受ける」という考えがあります。
 自然体こそ大切ということでして。
 真っ直ぐに進むには、疑念も妄信もマイナスにしかならないのです。
 
 シグルトは実は【献身】でああいう行動しているわけではなくて、【信念】で行動しています。
 己を犠牲にするのではなく、己を惜しまずに進むという、一見矛盾した考え方を持っているのです。
 まあ、「皆と自分が生きるために、命を惜しまない」ということで、自分も含めて「犠牲にする」という、失うことを前提にした考えは持たないのです。
 ある意味、欲張りさんなのですが。
 シグルトは、「捧げる」より「分かち合う」という考えの持ち主だといえば分かるでしょうか。
 飢えているとき、1つのパンがあったら、分け合って(自分ができる範囲で少ない取り分にはするが)一緒に生き残りましょう、という考え方をする奴です。
 
 その上で、努力して精一杯やって死ぬなら、それが命を賭すことだ、という考えです。
 シグルトは理不尽というものがあることを経験から理解しています。
 それがどうしようもない死であり、結果であると。
 でも、まだ動けるならば、「死体になって」も努力して結果を出そうとするとんでもない奴でもあります。
 その結果、蘇生しちゃったりしましたが。
 往生際が悪い奴ですよね。
 でも、その足掻きっぷりがまた好きなのですが。
 
 その猛進は結果的にSPRを上げちゃったりしました。
2006-11-23 Thu 06:42 | URL | Y2つ #TIXpuh1.[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2006-11-23 Thu 08:50 | | #[ 編集]
すいません。先日、汚名屋について記入させていただいたんですが、誤解をしていたことがあって記入させていただきます。汚名屋の作者は大森さんという方でした。元々、ポニーIさんのシナリオに称号屋というのがあって、それを大森さんという方が汚名ヴァージョンに差し変えたものがそうでした。仮面とかハゲとかメガネ、髭、フェチ系のクーポンがありましたが、つけたからといって利点はなく汚名がつくだけのいわゆるロールを楽しむシナリオでした。書き込みをする前に見返してみるべきでした。
 それと、防御力修正のスキル威力に関してなんですけど、自分の場合以前卑怯っぽいという書き方をしましたが、正確には戦闘が早く終わってしまうのが残念な気がして極力使わないようにしているといった方がより近いです。竜殺しや斬龍閃(ジェーンシリーズ)を愛好していて防御力低下が長期間効果を発揮しないというのも理由のひとつですが。
 ここに書くかどうか迷ったのですが、Ver1.20では防御力-10だと凡そ威力が2倍、Ver1.28以降だと防御力-9までは従来通りで、-10になると何故か威力が3倍になると聞いた覚えがあったのですが。それで、エディタのヘルプファイルとかを慌てて見返してみたのですがそういったことは触れられていませんでした。どこで勘違いをしたのか。
 ウガリット神話って何のことだろうと思って調べてみたら古代セム族とかカナン人の頃の神話のことだったんですね。バアルとかアナトの存在は知っていましたがウガリット神話というとは知りませんでした。古代神話は好きですし(クトゥールーはちょっと…)、ゲームなどの影響もあって古代の神様悪魔の名前や神話、出身地(?)はそこそこ知っているつもりでしたけど、この神様はどこのなんという名前の神話由来でっていわれると意外と知らないものですね。北欧の神様、カナン地方の神様で十分通じましたから。中近東一帯はシュメールやゾロアスター教など含めて神話の題材としても結構面白いところですよね。インド神話も結構面白いですけど。ガネーシャ誕生の話とか夫に肌の黒いのをバカにされて美白の修行をする女神様とか面白いですよね。日本では北欧神話やギリシャ神話などに比べていま一つ知名度が足りませんけども。そういえばゾロアスター教の天使群をネタにしたカード式RPGゲーム(Card of Destiny)がありましたっけ。
2006-11-25 Sat 12:40 | URL | hirosuzu #-[ 編集]

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