Y字の交差路

 ここはY2つめがノリで作ったブログです。  カードワースを中心に、私が思ったことや考えたことを徒然なるままに書きたいと思います。

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CWPC6:ニルダ

「また勝手なことを…」
 
 ハーフエルフの男、コールディン バラルズの同行という話を聞いて、バッツは渋い顔をさらに引きつらせた。
 
「そう言うな。
 
 船捜しも考えなきゃいけないって話だったし、条件は悪いものじゃない。
 それに、この人は恩人でもあるしな」
 
 オルフがなだめるように言うと、バッツは肩を落とした。
 
「こういうのは今に始まったことじゃないが…
 
 せめて相談してからにしてくれ。
 俺のほうにも都合があるからな」
 
 そしてハーフエルフの男に向き直る。
 
「すみませんね、コ-ルディンさん
 
 貴方の申し出に不満があるからじゃないんですよ。
 ただ、一緒に行動するならそれなりに他の仲間を重んじろってだけでして」
 
 言いつくろうようにバッツが言うと、ハーフエルフは唇の端を軽く吊り上げて、首を横に振った。
 
「私のことはコールで結構。
 
 まあ、貴方の言い分も確かに一理あります。
 しかし、状況からすれば、素直に喜んでいただけてもよかったと思いますよ。
 
 貴方のような職業なら、それぐらいの機微を見せるべきでしょう。
 その言い分からすれば、私もこれから同行する仲間ということになりますから、心得ていただければ幸いです」
 
 ハーフエルフ、コールの言葉に、バッツは一瞬怒りで表情を引きつらせた。
 
 明らかにオルフやエルナに対する態度と違う。
 
(…この野郎、俺が盗賊だからなめてるな。
 
 性格悪そうなやつだ)
 
 何とかこらえて愛想笑いを浮かべるバッツ。
 
(…ふん。
 
 随分と軽薄そうな男ですね。
 こんな人と同行は御免ですが、父を納得させる手前。
 我慢するとしましょうか)
 
 2人は顔でこそ笑っていたが、眼光はぶつかり合っていた。
 世の中には、出会った瞬間から相性の悪い相手がいるものである。
 
 ぴりぴりした雰囲気に耐えられなくなったフィリは、早々に挨拶を済ませて部屋から退散してしまった。
 エルナはぼんやりと窓の外を眺めていて、場の雰囲気に気がついていない。
 
 所在無げにオルフは、大きなため息を吐いた。
 
 
 フィリは今日泊まる宿近くの街道を、のんきに歩いていた。
 要領がよいのがこの娘の特技である。
 
(はぁ~。
 
 あの2人、絶対仲悪くなるよ。
 神経質そうなところとか、自分勝手そうなところとか、そっくりだよね。
 
 近親憎悪ってやつになりそう)
 
 首の後ろで腕を組み、足をぶらぶらさせながら歩く。
 
(それに、2人ともエルナさんに惚れてるの、見え見えだよね。
 
 そういうエルナさんは、戻ってきてからなんだか上の空だし、どうしたのかな?
 …って、決まってるよね、これは。
 
 きっと助けてくれたっていう、噂の美形にほの字なんだ~
 
 くふふ、2人の男の心を掴みながら、その女の心は出合った運命の男に一心に注がれていた…
 ロマンスだね~)
 
 自分がその場にいなかったことを残念に思いつつ、フィリは随分勝手なことを考えていた。
 
 
 エルナはずっとその男のことを考えていた。
 しかし、フィリの言うような恋心にもだえる娘としてではない。
 
(なんて寂しい目をした人。
 あの傷も、きっとあの人が持つ悲しい過去の一つ、なのだわ。
 
 …どこか、お父様に似た人だった。
 
 あんなに調子が悪そうだったのに…1人で大丈夫かしら)
 
 エルナはこういう娘だった。
 昔から弱い者や傷ついた者を放っておけない。
 
 逃げるときにも、本来は殺すべき追っ手を、オルフにしがみついて殺さないように頼んだ。
 
 その優しさが仇にならなければいいと、両親も侍女のマーサも心配していたものだ。
 
 シグルトという青年の腕の傷痕を見たとき、あの青年がいかに壮絶な人生を歩んできたか少しだけ窺い知れた。
 きっと他にも、あのような傷を数多く負っているのだろう。
 
 心の底からエルナは、シグルトを癒してあげたいと願っていた。
 
 
 その頃、件のシグルトはイルファタルを後にしようとしていた。
 
 身体は痺れと苦痛で悲鳴を上げているが、彼は常人が狂気に陥るほどの苦痛を、ただ顔をしかめるだけで耐えていた。
 
 不意に彼の前を一陣の風が駆け抜ける。
 軽く目を閉じ、そして開くと、そこには黒い外套を纏った老婆が立っていた。
 
「…ほほ、これなるは刃金の如き英雄か。
 
 絶望に心を犯されながら、愛する女への未練を捨てきれず、どこを彷徨う?」
 
 謎かけのような言葉に、シグルトは苦笑した。
 
「では、人ならぬ御老体は、俺のような女々しい男に何の用だ?
 
 からかうには、俺は落ちぶれている。
 その価値すら無いだろう」
 
 シグルトが驚きもせずに淡々と述べれば、老婆は肩を震わせて低く笑った。
 
「さすがはオルテンシア…青黒き姫君が末裔よ。
 
 その本質はすでにわしを見抜いておったか。
 玉鋼の女神が惚れ込むのが、よくわかる。
 
 わしの選んだ精霊の担い手と交差する、運命の男よなぁ」
 
 突風が吹き荒れるが、シグルトは動ぜずに、砂埃が目に入らないよう外套で風を遮った。
 
 いつの間にか老婆は消えていた。
 ただ、きらきらと銀色に輝く大きな羽根が一枚、ふわりと落ちてくる。
 
「行くがよい、南の地へ。
 碧い海、清水の姫君が眠る地で、お前は我が風と出会うだろう。
 
 その身に尽くす心があるのならば、お前は死すら乗り越え、神霊の領域に足を踏み入れる。
 
 風は誘い、お前が纏う道標となる。
 この地で出会った獅子は、お前のかけがいの無い友になるだろう。
 
 お前が持つ宿命は、英雄の道と慟哭の離別。
 そしてお前が至るのは、その名が持つべき剣の名を冠する至上の宝。
 
 麗しき刃金よ。
 風のように歩む者となれ。
 
 旅と仲間がお前を立ち向かう運命へと導くだろう」
 
 甲高い鳥の鳴き声。
 稲光が一閃すると、静寂が訪れた。
 
「ほほほ。
 
 風の后(きさき)様に導かれるとは、幸運な若者じゃて」
 
 新しい声にシグルトが振り向くと、小柄な老人が先ほどの銀の羽根を拾い、目を細めていた。
 派手な刺繍の服、額には帯を巻いている。
 首筋には赤と青で不可思議な模様が描かれ、羽根を持つ手の甲には銀色の刺青。
 
「…今日は婆さんによく話しかけられるな。
 
 俺に何か用でもあるのか?」
 
 シグルトが尋ねると、老婆はあいまいに笑った。
 
「何、お主との再開はいずれ訪れよう。
 
 お主が風ならば、わしは嵐を砕く獅子の同胞(はらから)。
 いずれまた、南の地で見(まみ)えよう。
 
 此度はその前触れよ」
 
 老婆は謎めいた微笑を浮かべたまま、手をかざして聞いたことも無い言葉を唱える。
 その手が輝き、冷たい空気があたりに満ちる。
 
 空気を白く染め、日の光に反射して、小さな妖精がふわりと現れると、妖精がシグルトに手をかざした。
 粉雪が舞い、柔らかな光がシグルトに降りかかった。
 一瞬シグルトは、心も身体も凍りついたように動かなくなる。
 
 しかし、嫌な感触は無かった。
 身体の中の不快な何かが、すっと消えていくような心地。
 
「…お主の苦痛と身体の毒を凍結したのじゃ。
 
 この先少しは楽な旅になるじゃろうて。
 礼は、わしの未来の同胞を救ってもらったでな、いらぬよ。
 
 また会おうぞ、勇者殿」
 
 嘘のように消えた身体の不調。
 シグルトが声をかける前に、その不思議な老人は踵を返して去って行った。
 
「…今日は不思議な婆さんによく会うな」
 
 シグルトは苦笑すると、今度こそイルファタルを後にした。
 
 
「うはぁ、まず。
 
 道に迷ったかなぁ…」
 
 フィリは困り果てた顔で路地を歩いていた。
 エルナと噂の美形のことを考えながら、適当に歩いていたせいか、ごちゃごちゃしたイルファタルの路地に迷い込んでしまったのだ。
 
(…うう、帰りが遅くなるとまたバッツに嫌味言われるし。
 
 どこか大きな建物を探さなきゃ)
 
 本来、方向感覚はよいフィリである。
 しかし、イルファタルは森とは違って、実に地形や建物が混沌としている。
 裏通りの小道は、まるで立体的な迷路のようだ。
 
 心境は半泣きで、フィリが周囲をきょろきょろと見回していると…
 
「お嬢ちゃん。
 
 道に迷ったんだね?」
 
 そこにはいつの間にか派手な格好をした老婆が立っていた。
 突然の老婆の出現に、思わずびくりとなる。
 
「あはは、おばあちゃん、誰?」
 
 引きつった笑みで、フィリは恐る恐る聞き返す。
 
「わしか?
 
 わしはニルダという婆ぁじゃ。 
 この街でつまらぬ術を使い、少しばかり人助けをして日銭を稼いでおる。
 
 まあ、人は精霊術師なんぞと呼ぶがの」
 
 フィリはさらに顔を引きつらせる。
 
 この街に最初に来たとき、似たような変な老人がバッツの服装にいちゃもんをつけ、2人して沢山の取り巻きに囲まれてわけの分からない言葉で説教されたのだ。
 この手の人物とは関わらないに限る、とフィリは逃げる算段を考え始めた。
 
「ほほ。
 
 ちょっと前に岩の爺さんに因縁をかけられた2人組みの片割れじゃろう?
 
 わしはあのボケ老人とは違うから、安心するがよい。
 あんな無意義な説教なぞ、わしも苦手じゃよ」
 
 優しい笑みを浮かべて、老婆はフィリの思考を止めた。
 
 フィリは、なぜ自分が考えていたことが分かったのが、青い顔で老婆を見る。
 
「怖がるでない。
 
 長年、人の相談を受けておったから、ただ普通の若造より多少物事の察しがつくだけよ。
 お嬢ちゃんたちのことも、あれだけ長い時間往来で騒いでおれば、見かけることもあるじゃろう?
 
 ただ、それだけのことじゃて…」
 
 ゆっくり頷きながら、諭すように老婆は言葉を紡ぐ。
 その柔らかな声は、聞いていると安心させられる何かがあった。
 
「だいたいの見当はついておるじゃろうが、お前さんのように道に聡い者でも、このイルファタルの裏道は歩きづらいはずじゃ。
 
 迷いを司る森の王に仕える連中もここに住んでおって、この近くで祈りを捧げておる。
 その霊験は、なれぬ者の方向感覚を乱すのじゃよ。
 
 婆が案内してやるほどに、よければついておいで」
 
 フィリは直感でこの老婆を信じることにした。
 不思議な雰囲気を持っているが、悪意は感じない。
 
 老婆は、おそらくその昔は美しい女性だったのだろう。
 皺のある表情すら、まったく醜いと感じさせない
 すっと腰や背筋も真っ直ぐで整っている。
 
 どことなく魅力的な雰囲気を持った人物であった。
 
 老婆がゆっくり歩く後をつけていくと、すれ違う人の何人かがありがたそうに頭を下げて礼をする。
 それに老婆は軽く手をかざして応えていた。
 
「おばあちゃん、人気者なんだね」
 
 フィリが何気なく言うと、老婆はおかしそうに肩を揺らした。
 
「なぁに。
 
 連中はわしに敬意を示しておるのではない。
 ただ、わしの使う術がありがたいだけじゃよ。
 
 …頼るだけの連中も問題じゃて。
 加えて、わしら術師の中にも、自身が特別じゃと勘違いした馬鹿がおる。
 
 世はなるように、神も精霊も泰然と有り、すべてはただの事柄に過ぎぬというのに。
 迫害を忘れた者も、利益に目が眩む者も、何れは苦難に自ら挑まねばならぬのが世の常。
 
 わしの人気など、人の欲の上に生まれた偽りのそれがほとんどじゃなぁ…」
 
 歩きながら、老婆はどこか遠くを見つめるように言葉を紡いだ。
 
 
 老婆の案内で宿に着くと、2階から言い争う声がする。
 
「うわ…案の定、喧嘩してる」
 
 少し品の悪い口調と、甲高いヒステリックな声は、バッツとコールのものだ。
 
 それを止めようと、オルフがなだめる声もする。
 
「…おばあちゃん、案内ありがとね。
 
 少ないけど」
 
 銀貨を数枚差し出すと、老婆はいらないと首を振った。
 
「わしにもちょいと用ができた。
 
 お嬢ちゃんのは、そのおまけにしといてあげるよ」
 
 にんまり笑うと、老婆はさっさと2階に上がっていく。
 フィリは、状況が理解できずに首をかしげて硬直した。
 
 
「…黙って聞いてりゃ、恩着せがましい野郎だなっ!
 
 俺はもともとあんたになんか頼んでない。
 それを、さっきからねちねちと嫌味ばっか言いやがって…
 
 だいたい、お前の船じゃなくてお前の親父の船だろうが。
 
 俺はお前の手下でも召使いでもないんだぞっ!!」
 
 怒りをあらわにするバッツにも言い分がある。
 
 先ほどからコールは、バッツが暴れ馬の騒動のときに現場にいなかったことをなじり、終いにはバッツの盗賊としての勘がないと侮辱したのだ。
 加えてコールは、態度が悪いだの、下品だのと難癖をつけて、バッツを見下げたように扱った。
 
 つい先ほど、皮肉げな嘲笑をあびて、我慢していたバッツはついに激昂して怒鳴り返したのだ。
 
「ふん、貴方を乗せるなど、私のほうも御免こうむりたいですね。
 
 だいたい貴方のような下賎な盗賊まがいの輩は、何をするか分かりません。
 船の乗員名簿からは外しておきますから、お一人でリューンまで行ってください。
 
 荷物の心配をしなくて済む分、水夫たちも安心して仕事が出来るでしょう」
 
 オルフが2人をなだめるが、火に油を注ぐようなものだった。
 あげくは2人からどっちの味方をするか問われ、閉口してこめかみをもんでいる。
 
 エルナは先ほど気分が優れないといって休んでしまった。
 
 2人の抑止力がなくなって、その後は嫌味の言い合いになり、口論にまでなってしまったのである。
 
「…まったく、子供みたいに騒いでいるねぇ、2人とも。
 
 しかも、お仲間を困らすなんて悪い子のすることじゃよ」
 
 突然乱入してきた声に、3人は部屋の入り口に目をやった。
 
 不思議な格好をした老婆が立っている。
 
「…何だ、婆さん?
 
 俺たちの話に首を突っ込むんじゃないっ!」
 
 バッツがそういうと、無関係じゃないんだよ、と老婆はコールの方を向いた。
 コールは硬直して青ざめている。
 
「…コール坊や。
 
 わしはいつも口をすっぱくして言ってきたね?
 大方、お前さんがその盗賊の坊やをけなしてことが起こったんじゃろう。
 
 そういう偏見はやめないと、学の妨げになると教えたはずだよ。
 自由なる賢者を目指す男が、情けないことだねぇ。
 
 バラルズの旦那がお前さんを心配するのは、その危なっかしい性格と身勝手な態度だと、そろそろ気づくべきじゃないのかい?」
 
 老婆の言葉に、コールはすっかり項垂れている。
 
「…話の腰を折ってすまないね。
 
 この坊やの母親とは旧知の仲なのさ。
 そのおしめを交換したこともある関係なのさね。
 
 この子に文字を教えたのもこのわしでねぇ。
 
 でも、言い返していた盗賊の坊やにも、非はあると思うよ。
 本当の大人は、この程度のことには動じないものさね。
 …そこの大きなのが困ってるじゃないか。
 
 馬鹿にされないだけの自制心も必要だよ」
 
 正論を言われて、バッツも黙ってしまった。
 それにこの老婆には、逆らえない不思議な雰囲気がある。
 
「…さて。
 
 コール坊やがお目付け役としてあんたたちを見つけたってのは、察しがついてるよ。
 それにお前さんがたが便乗するのも、いいことじゃろう。
 
 実は、バラルズの旦那が納得するために、わしが一肌脱ぐことになっての。
 コール坊やのお目付け役として、わしもリューンまで同行することに決まったんじゃ。
 
 おまけでさっき、お前さんたちの仲間の迷ってたお嬢ちゃんを拾ってきたけどね。
 
 コール坊やにはこれ以上馬鹿はさせないから、盗賊の坊やは安心して船にお乗り。
 まあ、乗らなくてもいいけど、あと2週間は他の船は出ないよ。
 噂じゃ、一緒のお嬢さんを追ってるらしい、傭兵風の3人組がいるらしいから、ゆっくりしない方が賢明じゃないかね。
 
 コール坊やは、断れないことは分かっているね?
 お前の親父さんに泣きつかれたのを、わしが説得したんじゃ。
 断るならリューン行きは無いよ」
 
 あれだけ騒がしかった2人をぴたりと黙らせて、老婆はオルフの方を向いた。
 
「そういうわけで、よろしくの、大きいの。
 
 もう1人のお嬢さんには後で自己紹介するとしよう」
 
 すっかり老婆のペースとなったが、かろうじてオルフは尋ねた。
 
「…婆さん、いったい何者だ?」
 
 老婆はにんまりと笑って、その部屋の窓を開ける。
 冷たい冬の風が入り込んできて、部屋にいた一同、目が冴える気持ちになった。
 
「わしはニルダ。
 
 このイルファタルの精霊術師で、雪の精霊術を使う者じゃよ。
 足手まといにはならんから、安心おし」
 
 悪戯っぽい表情を浮かべ、その老婆は楽しそうに肩を震わせた。

 
 
 不思議婆さんニルダの登場です。
 
 ニルダは北方の雪の精霊術の大家、獣人の精霊術師リャニエンの孫弟子にあたります。(旧リプレイや、Martさんからお預かりして公開している“風を駆る者たち”リプレイにちょっとだけ名前が登場します)
 彼女の師匠はエルフの精霊術師で、コールの母親の姉になります。
 ニルダは【氷結の癒手】と【落雹の撒手】という2つの精霊術を使えますが、これはいずれ『風屋』で販売します。
 どちらもレベル1としては実に優秀なスキルです。(バランスは一応チェックしてあります)
 効果はいずれ、紹介していこうと思います。
 
 予知をすることがあり、すべてを見通したような不思議な雰囲気を持っています。
 洞察力と分析力にも優れ、なにより落ち着いて泰然としたお婆ちゃんです。
 
 実は老婆でありながら【秀麗】持ち。
 昔はかなりの美人だったと推察され、現在でもその美貌の名残があります。
 
 コールはニルダにはまったく頭があがりません。
 叱られると条件反射で謝ってしまいます。
 もっとも、ニルダは無茶や誤ったことを言うタイプではありませんが。
 
 年の功と言葉の説得力、そしてその神秘性が特徴です。
 
 イルファタルに住む精霊術師であり、かつては優れた巫女でしたが、どういうわけか結婚もせずに1人で暮らし始め、老いる今まで動こうとしませんでした。
 
 なぞめいた行動と、精霊術に関する大きな知識。
 不思議婆さんというのが一番しっくりきます。
 
 ニルダは手に銀色の刺青をしていますが、これは精霊術師の刻印です。
 Martさんの『風繰り嶺』でつけられますが、マイナス称号です。
 
 彼女の真意はまだ不明です。
 なぜコールのお目付け役を買って出たのか…彼の母親と知り合いという理由だけではありません。
 
 私のリプレイで、私が性格づけした始めての精霊術師です。
 実は今回のPCたちの中でも特にお気に入り。
 爺婆、使ってるとたまにセリフ対応シナリオがあって、楽しいです。
 
  
◇ニルダ
 女性 老人 知将型

秀麗     田舎育ち   貧乏
厚き信仰   誠実     冷静沈着
献身的    無頓着    陽気
派手     謙虚     繊細
 
 
器用度:6 敏捷度:3 知力:9
筋力:3 生命力:3 精神力:11
 
社交性+1 慎重性+2
 
 彼女が【厚き信仰】なのは巫女だったからで、精霊を崇敬しているからです。
 陽気で外見も派手ですが、内面は冷静で穏やかです。
 神経質ではありませんが、繊細な視野をもっており、状況を素直に理解するあたり、年の功です。
 
 精神力がとても高く、頭も回るので、コールより参謀向きかもしれません。
 加えて人徳やカリスマもありますし。
 
 ちょっと変わってますが、こういうキャラクターも面白いと思います。
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CW:リプレイ2 | コメント:7 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

 こんばんは。

 メールにも書きましたが、秀麗もちの老精霊術師、っていいですよねぇ。彼女の活躍には期待してしまいます。

 謎の老婆(って、私のシナリオプレイした人やリプレイを読んだ人はきっと既に知っているのですが、笑)も引き続き登場して雰囲気出してくれています。この人なんか見ていると、使いづらいNPCばっかり出して申し訳ないなぁって思ってしまいますね。

 それからニルダの精霊絵、遅れてしまい申し訳ありません。なかなかデザインが定まらなくって。特に"若い方"。

 Y2つさんのリプレイを読んでいると、私も「風を駆る者たち」、大幅に加筆修正したいという衝動に駆られたりもします。あれも途中からなんかコンセプトが変わって、それに伴い書き方まで変わってしまったので…。でも、それをやり始めるとシナリオ&素材作成が滞りそうなのでとりあえず自制中です(笑)。

 それはそうと、ヒトサマのブログで宣伝するみたいになっちゃいますが、VdLでアレトゥーザの詳細設定、アップしました。またリプレイの参考にでもしてくださいね。Y2つさんに尋ねられて設定した部分なんかで私が忘れているところがあれば教えてくださると嬉しいですし。

 新旧のPCたちの活躍、楽しみにしています。
 ではでは。

 
2007-04-22 Sun 23:15 | URL | Mart #WkyY9OVg[ 編集]
おはようございますm(__)m
ニルダさん、中々お目にかかれないタイプな上に、魅力的でとても素敵です♪
そして、冒頭のバッツさんと、コールさんの喧嘩も、読んでいてとても、楽しかったです(^^)
お互いにムカついてるけど、心の底からは憎みあってないというか、当事者同士からすれば、冗談じゃない!って感じなんでしょうけど、フィリさんの言うとおり、似たもの同士で、ちょっと仲がいい感じです(^^)悪態つきながらも、いつのまにか、いいコンビネーションを見せてくれそうで、楽しみです(プレッシャーになってしまったら申し訳ありませんm(__)m)

ニルダさんの「婆ぁじゃ」や「ボケ老人」のあたりの台詞、どちらかといえば、綺麗とはいえない言葉なのですが、彼女が使うと、不思議と気品が感じられます。
そして、フィリさんの、台詞も状況をわかりやすく、読み手に伝えてくださるうえに、個性が感じられ、とても素敵です♪
楽しいリプレイをいつもありがとうございますm(__)m
ではでは、失礼いたしますm(__)m
2007-04-23 Mon 06:50 | URL | らっこあら #mQop/nM.[ 編集]
 Martさん、らっこあらさん、いらっしゃいませ。
 
〉Martさん
 
 ニルダは年寄りが出したくて作ったキャラクターなのですが…
 
 能力値の合計が-2になる老人、損をするようで、知力と精神力が上がるので、そっちに偏った場合はすごく強いキャラクターになったりします。
 
 いきなりダブル謎の婆さんで、シグルトの性格でも結構面食らったと思いますが、怪しい老婆が怪しい出現をすると、お約束かな、とも思ったので、よりインパクトを増してみました。
 
 あの老婆(ニルダじゃないほう)が言ってる言葉は、旧リプレイとか読んでればばればれなネタですが。
 
 精霊絵はゆっくりでいいですよ。
 というか、無理にお願いしてこちらこそすみません。
 
 Martさんのリプレイが読めるとなれば、私を含め喜ぶ人はたくさんいると思います。
 でも、無理はいけないので、されるのでしたら、Martさんのペースでのんびりやっていただければいいんじゃないかな、と思う次第です。
 
 アレトゥーザの資料、参考になりますね。
 またわからないことはブログ等でお尋ねしますね。
 
 新PCは1回~3回、インターミッション的な話を挟んでからはじめようと思っています。
 リューンを目指さなきゃいかんですからね。
 ぼちぼちやっていきます。
 
 
〉らっこあらさん
 
 ニルダを含め、年寄り冒険者って数は少ないと思います。
 年食ってなる職業としてはきついですからね、冒険者って。
 でもだからこそ、ひとりぽっつりと出すと楽しかったりします。
 それに対応シナリオの老人口調、私個人は萌えるので。
 
 バッツとコールは犬猿の仲です。
 しかし、どっちもプロ意識が強いので、憎まれ口を叩きあいながら実は息が合うかもしれません。
 ただ、残念ながら恋敵なので、「心の底からいがみ合っている」仲になります。
 ほんと、似たもの同士…利己的で不実で神経質…です。
 性格悪いですね、二人とも。
 
 でも、ニルダ婆さんには二人ともタジタジです。
 パーティのヒエラルキー、トップですね、お婆ちゃん。
 
 ニルダのセリフは、老人らしさをだそうと考えながら書いてます。
 「~さね」とか「~じゃろう」とか、老婆っぽさが出てるとよいのですが。
 
 フィリはどちらかというとニルダタイプのキャラクターです。
 まだ年の功が足りてないだけで、後はニルダみたいな性格になるかもしれません。
 要領がよいですしね。
 彼女も、弓のほかに手斧で戦うなど、ちょっと個性をもとめてデザインしています。
 
 リプレイ、マイペースに行こうと思いますので、気長に読んでいただければ幸いです。
2007-04-23 Mon 12:15 | URL | Y2つ #TIXpuh1.[ 編集]
こんにちは、鈴狐です。

ブログに当該設定を使用したものを上げさせていただきました。
ご確認いただければ幸いです。
これから、マイペースで更新していくつもりですので、
よろしくお願いします。
2007-04-24 Tue 21:09 | URL | 鈴鳴らす金色の狐 #PUKLkuOc[ 編集]
 いらっしゃいませ。
 
 ブログ、読ませていただきました。
 コメントをかこうとも思ったのですが、そちらのブログのコメント投稿の仕方がちょっとわからないので、こちらで…
 
 もともと知り合いだったという二人、アルトリウスとクロエの設定に、そういうのもいいなぁ、とにんまりしていましました。
 文章は秀麗で、私の設定も生かしていただいて感激です。
 
 また読みに伺いますね。
 
 あと、こちらからブログにリンクさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。
2007-04-24 Tue 21:44 | URL | Y2つ #TIXpuh1.[ 編集]
ありがとうございます。
こちらも、ブログにリンクさせていただきますー。

コメントのつけ方>
上に名前を入れて、真ん中の欄に本文を、
最後に一番下に画像に描いてある数字を入力すればOKです。
2007-04-24 Tue 23:00 | URL | 鈴鳴らす金色の狐 #PUKLkuOc[ 編集]
 いらっしゃいませ。
 
 また近いうちに書き込みにいきますね。
 リンク、ありがとうございます。
2007-04-25 Wed 10:15 | URL | Y2つ #TIXpuh1.[ 編集]

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