Y字の交差路

 ここはY2つめがノリで作ったブログです。  カードワースを中心に、私が思ったことや考えたことを徒然なるままに書きたいと思います。

『碧海の都アレトゥーザ』 風は留まらない

 その日の夕刻。
 『悠久の風亭』に戻ったシグルトを見つけた途端、ラムーナが駆け寄って来た。
 
「…元気だったか、ラムーナ?
 
 皆も揃っているようだな」
 
 穏やかな微笑を浮かべ、シグルトが宿を見渡す。
 カウンターに座っていたレベッカが、お帰りとばかりにアレトゥーザ名物【イル・マーレ】の瓶を掲げた。
 
 その横でナッツを摘んでいたスピッキオが、ほほ、と笑った。
 
「遅いよ、もう。
 
 書棚2つ分の本を読むくらい待ったんだからね」
 
 すねたようにロマンがそっぽを向くが、再会が嬉しいのか少し頬が赤い。
 この少年のひねくれた態度は、相変わらずだ。
 
「すまないな。
 
 少しばかり野暮用を済ましていたら、随分到着が遅くなってしまった」
 
 そう言ってシグルトは、銀貨の袋を取り出すとカウンターに置いた。
 “風を纏う者”の他のメンバーたちは、結構な額の銀貨に目を丸くしていた。
 
「驚いた…
 使うかも知れないと思って渡した銀貨の他に、大分増えてるじゃない。
 
 他にも仕事をして来たのね?」
 
 渡した時には千枚ほどだった銀貨が随分増えたのを確認し、レベッカも銀貨を懐から取り出してその横に置いた。
 銀貨五百枚ほどである。
 
「私もちょっとばかり収入があったのよ。
 
 別れる前にシグルトと私で稼いだお金を合わせると、銀貨五千枚以上あるわ。
 その仕事で見つけた魔法のお宝なんかもあるし、しばらくは資金に困らないわね。
 この杖、デザインが気に入らないからって、ロマンは使ってくれないし…
 今度、どこかの冒険者に売り込んでみるわ。
 
 余裕も出来たことだし、今夜は久しぶりの再会を祝して豪勢にしましょうよ」
 
 レベッカがそう言うと、宿の女将であるラウラがやって来て、皆の前に料理の大皿をどさりと置いた。
 
「これはうちの奢り。
 
 レベッカたちには、留守番や宿の雑用をやって貰ってたからね」
 
 新鮮な海産物をふんだんに使ったボリュームたっぷりの料理に、レベッカが目を輝かした。
 
「すまない…馳走になる。
 長旅で保存食ばかりだったから、楽しみだ。
 
 レベッカは…手持ちの酒があるようだな。 
 ロマンには、蜜入りの果実水を。
 ラムーナには、ミード(蜂蜜酒)でいいか?
 スピッキオはいつもワインだったな。
 俺はエールを貰おう。

 それと、魚の〈あら〉があったら、いつもみたいに辛めの香草を使って一料理頼む。 
 仲間には、適当な料理を見繕って出してくれ」
 
 ラウラが呆れたように肩をすくめた。
 
 シグルトは、余り豪華な食事を頼まない。
 硬い筋の肉や、魚のあらを好む。
 あげくに、あまり好まれない海草や、臓物の煮込みなども好き嫌い無く食べる。
 
 硬い物ばかり食べるシグルトの顎は強靱で、胡桃や動物の骨を容易く噛み砕けるほどだ。

「あんたさぁ…

 こんな時ぐらい、もっと良い物食べなさいよ」
 
 レベッカがそう言うと、シグルトは苦笑した。

「古くなった塩漬けの魚に比べれば、みんな御馳走だ。
 
 それに、〈あら〉は煮込みにするとなかなかいける。
 なにより、身になる食い物だからな」
 
 魚の骨や目玉も残さず食べるというシグルトは、やや痩せた体格にしては骨格ががっしりしており、かなりの力がある。
 彼より二回りも大きい男を、軽々と投げ飛ばすぐらいだ。
 
 戦士は食事から、というのがシグルトの言い分だ。
 脂肪の少ない物を食べ、鍛錬を怠らないシグルトは余分な脂肪など全くなく、猫科の野獣のようにしなやかな筋肉をしている。
 同時に持久力が高く、打たれ強い。
 
 祝いの席ですら酒の量を守る徹底ぶりも、リューンの『小さき希望亭』では有名だった。
 シグルトが好むのは辛口のワインかエールだが、ぐいぐい飲むのではなく、ちびちびやる。
 
 素面を保ち腹八分であることが、どんな時でもすぐ動き回れる条件だからという言い分だ。
 そのあたりでも優秀な戦士である。
 
 シグルトの禁欲さには、一分の隙も無い。
 
 己の腹についた脂肪を思い出し、レベッカは少しやけになって杯をあおった。
 
(まったく、美味しいから仕方ないじゃないっ!)
 
 心の中で愚痴を言うレベッカの横で、遠慮無く食べているのはラムーナである。
 
 育ち盛りのラムーナは、今までが痩せ過ぎだったので、食事は大いに必要なのだ。
 それに、激しい戦いのダンスを習得したため、その分活力が必要だった。
 
 ロマンは小食だが、甘い物が好きである。
 
 食べても一向に太らない体質で、ニキビすらない端整な顔立ちは女性に羨ましがれる程だ。
 ロマンの話では、適度に摂取をしないとさらに太りやすくなるそうである。
 決まった時間に量を計算して摂取するのが、肝要らしい。
 
 スピッキオは老人ではあるが、長身のシグルトよりもさらに一回り大柄である。
 
 だが、見た目に似合わず大食いではなかった。
 彼の好物はナッツ類で、胡桃や南瓜の種には目が無い。
 肉類よりも海産物が好きで、それは南海地方の出身らしいとも言える。
 
 久しぶりに出来る一緒の食事は、それぞれ思うところはあるものの、和やかな時間となるのだった。


「皆、食事をしながら聞いてくれ。
 
 今後のことなんだが…
 最近アレトゥーザ近郊には、随分余所の冒険者が集まって来たようだ。
 噂では地元の冒険者と、俺たち外様の冒険者の間で摩擦が起きているらしい。
 
 こんな競争状態の状況では、あまり仕事が無いと思うんだ。
 
 この手のことは、リューンやアレトゥーザのような大都市では頻繁あることだが、そのうち落ち着くだろう。
 だが、その間暇を持て余すのも考えものだ。
 
 早いうちに別の都市に移動した方が仕事にありつけるかもしれないし、今なら路銀にも余裕がある。
 通る街道の、選択肢も増えるはずだ。
 
 どうだろう?」
 
 都市に訪れたその日に旅立ちを提案するシグルト。
 気が早いようにも見えるが、リーダーとしてのシグルトは迅速な決断力を持っていた。
 彼のこういった提案は、大概が正論である。
 
「それには私も賛成ね。
 
 良いだか悪いんだか、私たち“風を纏う者”は、そこそこに仕事が出来るからってことで、地元の冒険者に煙たがられているのよ。
 名が売れることは、大切なことなんだけど。
 
 昨日この都市の知り合いと飲んだのだけど、露骨に私たちをライバル視してる連中もいるって聞いたわ。
 
 “海風を薙ぐ者達”っていう地元のベテラン連中を中心に、ちょっとばかりきな臭い噂もあるみたいだし。
 連中、この間でっかいへまをやらかしたらしくて焦ってるって話だわ。

 この手の連中に、目の敵にされたらやっかいよ。
 少なくとも“海風を薙ぐ者達”に、今の私たちじゃ足下にも及ばないわ。
 こいつ等の武勇伝は有名だしね。
 
 それに、聖海教会の派閥闘争が激しくなりそうだわ。
 あの教会は、保守派と穏健派で真っ二つに別れてるけど、最近特に保守派が派手に動き回ってるみたい。
 
 その上、この都市の司教はバリバリの保守派で潔癖症って話だから、私たちにもとばっちりが来るかも知れないわ。
 教会って、時には仕事をくれるお得意様だけど、教義とか信仰が絡まると途端に石頭になって文句を言ってくるし。
 保守派の何人かは、国外の人物…特にラムーナみたいな東方の民や、南方大陸出身の黒き民を目の敵にしているしね。
 
 この間、チーロとかいう保守派の坊主がラムーナに因縁をふっかけてきたのよ。
 いかがわしいとか、なんとか。
 スピッキオと一緒に、しばらくふんぞり返って椅子に座ることが出来なくしてやったけどさ。
 
 小耳に挟んだ話じゃ、この都市近郊の〈鮫〉…海賊の動きが活発になってきたみたいだし、アレトゥーザの宿敵といえる隣国フォルトゥーナとの緊張が高まって、騒がしくなってるわ。
 戦争が起こりそうな感じで、しかも仕事がやり難い規制がかかりそうな気もするのよ。
 軍人どもやお役所は、余所者の活動を嫌うからね。
 
 今後、動き難くなるかもしれないし、外出が緩やかなうちにこの都市を出るのが賢明でしょう?」
 
 レベッカの言葉に、ロマンが頷く。
 
「最近『賢者の塔』で、馬鹿な同業者が礼儀を欠いたことをしたらしいんだよ。
 おかげで、僕らも貸し出し書物に制限がかかちゃったんだ。
 
 今読める類の本はどこにでもあるし、僕も別の都市に移るのは反対しないよ」
 
 続いてシグルトがラムーナの方を注視する。
 
「ここで習ったダンスは、後は実戦で磨くだけだって言われてるよ。
 私はいつでも大丈夫。
 
 仕事を探すのなら、すぐにでも出発しようよ」
 
 ラムーナの横で、一人渋い顔をしているのはスピッキオである。
 
「儂としては、レベッカの言った教会のことが悩ましいところなんじゃが。
 
 他に反対もおらんようじゃし、仕方あるまいて」
 
 決まりだな、とシグルトが決を出した。
 
「…お前たち、此処を離れるのか?」
 
 話を聞いていたらしい『悠久の風亭』のマスターが、ぼそりと野太い声で問うた。
 シグルトが、悪漢たちに絡まれいたレナータを助けて彼女と親しくなって以来、このマスターのシグルトを見る目は大きく変わっている。
 
 最初はどこか余所者として少し粗雑な扱いを受けていたのだが、“風を纏う者”の面々が長く逗留したせいもあってか、今ではこの宿に属す地元冒険者たちに対するように扱ってくれた。
 
「ああ。
 落ち着いたらまた来るつもりだが、しばらくは別の都市で仕事をすることになるだろう。
 
 俺たちは冒険者だ。
 旅をするのは職業柄、だな」
 
 シグルトが苦笑して言うと、マスターは深く溜息を一つ吐き、不意に面を上げて言った。
 
「…お前たち、この宿の専属にならねぇか?」
 
 “風を纏う者”の面々が、一様にマスターを注視する。
 
「余所者から、この都市の宿で専属になる冒険者も沢山いる。
 もちろん専属にするなら、宿の店主の目に適った奴じゃなきゃいけねぇんだがな。
 
 その点、お前たちは問題ねぇ。
 実力は発展途上だが、仕事の誠実さはあちこちで聞いてる。
 パーティとしての結束力もつえぇ。
 
 レベッカはこの都市の盗賊ギルドにコネがあるだろ?
 そこの爺さんは、聖海の司祭様じゃねぇか。
 縁だって十分にある。
 
 その気がありゃ、問題はねぇよ」
 
 やや頬を赤らめているマスターである。
 褒めることが苦手なのだろう。
 
 マスターの横で、ラウラが片目を瞑った。

「この人がこんなことを言うのは珍しいのよ。
 
 でも、あんたたちを認めてるのはこの人だけじゃない。
 私としても、あんたたちには専属になって欲しいわ。
 
 仕事が出来て信頼に値する冒険者を、より多く抱えるのは冒険者の宿でとても大切なことなのよ。
 特に盗賊と僧侶が揃っていて、シグルトのように優れたリーダーがいるパーティは、喉から手が出るくらい」
 
 ラウラの言葉を横で聞いていたマスターは、動きを止め、真剣な顔になった。

「特に、シグルトはレナータと仲良くしてくれてるだろ?
 
 美人なレナータ目当ての軟派野郎なら、ぶん殴って追い出すところだが、お前は見返りも求めずあいつを助けてくれた。
 それに、恩を着せたりしてねぇ。
 お前がどんな奴か見てきたつもりだが、レナータの知り合いの中じゃ、一番男気がある奴だ。
 いっつもあいつに気を遣ってくれてるし、お前と会ったって後、レナータがよく笑うんだよ。 
 
 あいつはこの都市で、一人で頑張ってるんだ。
 だがよ…
 この間みたいにいわれのねぇ因縁ふっかけられて、酷い目に遭うこともある。
 女一人で生きてくにゃ、世知辛い世の中だ。
 あいつが不憫でよぅ。
 
 俺たちはレナータにでかい借りがある。
 その借りを返してぇんだが、俺たちがしてやれることっていえば、せいぜい食い物の差し入れをするぐれぇだ。
 
 レナータには、もっと側で支えてやる奴が必要だと思っちゃいるんだが、よ。
 だから、あいつと仲の良いシグルトが此処に留まってくれると、ありがてぇんだ」
 
 マスターは期待の籠もった目でシグルトを見つめる。
 だが、シグルトは少し目を伏せ、そして首を横に振った。
 
「マスターの申し出は凄く嬉しい。
 
 だが、俺たちはリューンの冒険者だ。
 仲間の意見はそれぞれあると思うが、俺は流浪していたところをリューンの『小さき希望亭』で拾って貰った恩義がある。
 
 宿を換えるのは、冒険者として不義理の極みだ。
 やれば冒険者の世界では、村八分に近い扱いをされるのはマスターたちも知ってるだろう?」
 
 登録した宿を抜けて他の宿の冒険者になるということは、一見当たり前に出来そうだが、実は最大の禁忌の一つである。
 何故なら、特定の冒険者の宿に属す冒険者は、宿独自のコネクションや秘密に関わり、特権と共に多くの責任を有するからだ。
 
 宿を通して受けた依頼人の秘密や、宿独自のルール。
 宿を換えるのは、そういったものを捨てるということだ。
 同時に宿にとって目障りな存在となり、裏切り者同様の扱いとなる。
 
 過去にそのような宿抜けをしたことがある冒険者は、「裏切る可能性のある者」として扱われることが多い。
 だから、冒険者として再び迎え入れる宿は少なくなり、そう言う人物だと知って迎え入れた宿は、常識知らずだと不名誉な扱いをされる。
 そんな宿は、冒険者に関わる組合から十中八九爪弾きにされ、経営がおぼつかなくなるだろう。
 
 冒険者が宿を移籍する場合は、互いに友好な関係の宿同士で、片方から紹介状を携えて行うのが普通だ。
 だが、これはそれなりに実力のある冒険者がやることであり、冒険者になって間もないシグルトたちは紹介状を書いてもらえるほどではない。
 実績は積みつつあるが、“風を纏う者”の面々は駆け出しである。
 
 大変な遠方からの移籍である場合、例外になる場合もある。
 これは、あまり褒められたことではないが仕方ない、程度に扱われる場合がほとんどだ。
 最も、不義理だと白い目で見られる可能性は捨てきれない。
 
 他には、冒険者その者が独立して冒険者の宿のようなコミュニティを作る場合もある。
 だが、これは引退した冒険者などの選択肢で、現役の冒険者がすることではない。
 
 こういった背景から、冒険者はどんなに遠くで仕事をしていても、何れは所属していた冒険者の宿に帰還するのが常識であった。
 冒険者にとって所属する宿は、根無し草とも言われる冒険者たちの故郷であり、帰るべき家なのである。
 
 宿の移籍はつまり、故郷の家族を見限るような行動なのだ。
 
 無論、このような綺麗事だけで冒険者がやっていけるわけではない。
 実際に無理な移籍をしつつも、実力で周囲に認めさせた者たちもいるし、止むに止まれぬ事情で移籍に踏み切った者たちもいる。
 
 だが、義理堅いシグルトとしては出来る限り仁義を守るのがスタイルだ。
 マスターの申し出を有り難いと思っていても、裏切り者の汚名を世話になっている『悠久の風亭』にもたらすのは絶対避けたいという気持ちだった。
 
 シグルトの言いたいことが判ったのか、マスターは残念そうに肩を落として、「そりゃ、仕方ないよなぁ」と呟いた。
 
「あんたみたいな義理堅さがあるからこそ、声をかけたんだけどね。
 最初にこの宿に来てくれなかったことを残念に思うわ。
 
 でも、もし何かあって行き場所が無くなったら、うちに来ることを最優先にしてね」
 
 ラウラは結果が判っていた、とばかりにそう付け加えた。
 
 シグルトは、「すまないな…」と謝罪の言葉を言うと、出されたエールを一口啜った。
 “風を纏う者”の面々も、シグルト同様の意見らしく、皆すまなそうにしている。
 
「…だが誓おう。
 
 俺が及ぶ限り、レナータのために尽くすつもりだ。
 彼女は、この都市で出来た最初の友だからな」
 
 何気ない言葉であったが、シグルトは誓いのために命を賭けられる男だった。
 誓いのために己の力を尽くすことは、彼の名誉なのだ。
 
 そして、誠実で公正なシグルトが誓う言葉に嘘は無い。

「それに、レナータは強い女性だ。
 誰かに護られることを、好しとはしないだろう。
 
 親しいということは、信じられることでもあると俺は思ってるよ。
 
 だから、彼女が本当に助けを求めた時…
 俺が助けるべき時が来た時に、力を尽くす。
 
 彼女を背負うわけでも、恩を売るわけでもない。
 共に歩む時がある、けれど互いの誇りと別の道を歩むことを尊重して並ぶことが出来る…
 
 俺はレナータの、そんな友でありたい」
 
 シグルトの言葉に、マスターが目を見開いた。
 
 レナータが自身の道を必死に生きていることを、シグルトはちゃんと見ているのだ。
 だからこそ、彼女の誇りを重んじ、友として横に並ぶのだと。
 
 レベッカが誇らしそうに鼻を鳴らした。

「うちのリーダーはこういう奴よ。
 
 だから、この私が認めてるの」
 
 自慢げなレベッカの態度に、マスターがまた一息大きく吐いた。
 今度は諦めたような、溜息だった。 

 
 
 どうやら私の執筆には周期があるようです。
 スキルの方がスランプで作れないので、偏った勢いをリプレイにぶつけてみました。
 
 ようやく“風を纏う者”が揃いました。
 ここまでバトルがしばらく無かったので、次回はどか~んとやりますよ。
 
 今回、シグルトが「宿の移籍」について話していますが、これはカードワースのシステムから見た上でのY2つなりの解釈です。
 宿に帰還しないとシナリオが終わらないし、宿のメンバーを別宿にすることは普通出来ませんよね?
 それに、冒険者ってとても契約ごとに五月蠅いと思うので、こういう常識があってもいいかなぁ、と。
 
 皆さんのスタイルと違ってしまう場合は申しわけないのですが。
 
 
 シグルト、今回「友情」について語っています。
 友人とは、「互いの領域を尊重しあって並ぶ仲」というのが、彼なりの哲学なのですが…
 実は私が友人に対して持つ考えもこれに近いものがあります。
 おせっかいで押しつけがましく強制するのって、親しい仲には阻害にしかならない場合もあります。
 それに、誰かに面倒を見て貰うって、自尊心を著しく害すでしょうし。
 
 私は一人で『蒼の洞窟』にいるレナータは、独立した自立心の強い女性だと思うので、それを感じて彼女の立場や考えを尊重できるシグルトを関連づけて考えてしまいます。
 
 シグルトは、かなり自尊心が強い部分があります。
 「名誉こそ命」ですからね。
 でも、彼の自尊心は、他人のそれを尊重できる公正で誠実なところから始まっていると思います。
 言葉にしてみると、今更ながら臭いですけどね。
 
 対して「献身的」で「愛に生きる」一は、もしかしたらおせっかいかもしれません。
 そういうのもありですが。
 
 PCの心理の動きを考えてみると中々楽しいです。
 
 
 さて、集結したシグルトたちの資金ですが、5538SPもあります。
 シグルトとレベッカが稼いだお金がほとんどですが、この2人、金策上手なのでしょうね。
 
 今後の買い物が楽しみですが、シグルトは旧版とはかなり違う成長ルートを通ると思います。
 同時に私が関わったスキルの、意外な使い方なども紹介するつもりです。
 
 自作シナリオのスキル関連はモチベーションが回復次第、やるつもりですが、もうしばらくお待ち下さい。 
 
 
〈著作情報〉2008年04月24日現在

 『碧海の都アレトゥーザ』はMartさんのシナリオです。現時点ベクターで配布されています。
 シナリオの著作権は、Martさんにあります。
 このリプレイの時のバージョンはVer1.22です。
  
・Martさんサイト『esotismo.』 (閉鎖)
  
 カードワースはgroupAskに著作権があり、カードワースの管理、バージョンアップ、オフィシャルな情報等はgroupAsk official fansiteにて、カードワース愛護協会の皆さんがなさっています。
 このリプレイは各シナリオをプレイした上で、その結果を小説風リプレイとしてY2つが書いたものです。
 書かれた記事、書かれる記事は、特定のシナリオの名前が出たときは、そのシナリオの著作権はすべてそのシナリオの作者さんにあります。
 
 また、リプレイ中に使われる内容には、各シナリオで手に入れたスキルやアイテム、各シナリオに関連した情報等が扱われることがあります。
 それらの著作権は、それぞれのシナリオの作者さんにあります。
 またカード絵等の素材に関しては、シナリオ付属の著作情報等を参考にして下さい。
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2008-05-07 Wed 22:53 | | #[ 編集]

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