『碧海の風たち』

2006.08.17(16:10)

「大分腕を上げたようね、ユーグ坊や」

 レベッカがいつになく皮肉っぽく語りかけた。

「その分、あんたが年をとるってわけだ」

 ユーグも皮肉っぽく言葉を返す。
 瞬間、さっきまでユーグの頭があった場所を、酒のつまみに食べていた料理の中にあった貝殻が通り過ぎた。

「…まったく」

 レベッカが肩をすくめたのを見てユーグがにやりと笑った。
 が、次の瞬間ユーグは天井を見上げて寝転がっていた。
 レベッカの足がユーグの座っていた椅子を絡め取ったのだ。

「避けた後に隙はできる。
 お父ちゃんはそんなこともあんたに教えなかったの」
 
 余裕で酒を飲みながら、レベッカは修行が足りないとでも言うようにユーグを見下ろしていた。

「ふん、俺は女には甘いんだよ」
 
 起き上がりざまに叫んだユーグは、年に関係なくな、とぼそりと呟く。
 レベッカは片眉をぐいぃと吊り上げたが
 今度は見逃してくれたようだ。

 レベッカとユーグの間に血の繋がりは無い。
 
 ただ彼らにはかつて共通の父親がいた。"ユベール"という名の大盗賊である。
 “錦蛇(パイソン)”と呼ばれ、リューンの盗賊ギルドで幹部を務めていた彼はしかし、あるとき縄張り争いの解決に失敗し、盗賊の命ともいうべき利き腕を失ってしまう。
 だが、そんな彼が命の恩人だといって連れ帰ったのが、まだ幼いレベッカだった。

 彼は2年間、その時の傷と毒が元で死にいたるまで、実の子であるユーグではなくレベッカを盗賊として鍛えたのである。

 おそらくは複雑だただろう、ユベールの心境を、今の2人は理解できた。
 
 ユベールは自分の全てを託せる人物が欲しかった。
 だがそれは愛する我が子であってほしくはなかったのだ。
 
 ユベールが息子のユーグに望んだのは普通の人間として真面目に生きること。
 弟子のレベッカに望んだのは自分の全てを継承し、自分を超えて盗賊ギルドを率いる人物になること。
 彼がレベッカを実の子のように愛していたのは事実だが、必ずしも同じではなった。
 
 そしてユベールの死は、彼の2人の《子供》に大きな愛と喪失感と複雑な距離を遺したのだ。

 ユーグとレベッカはマスターの注いだミード酒をちびちび飲みながら沈黙していた。
 互いが互いに過去の自分達を思い出していた。
 アレトゥーザで再会するまでほとんど思い出しもしなかった血の繋がらない"姉弟"は今は奇妙な距離と親密感の両方を同時に感じていた。

「…今の俺は親不孝者になるのかねぇ」
 
 ぼそりと呟くように言葉を吐くユーグ。

「さぁね。
 
 私もあの人と一緒にいたのは2年だけだしね。
 あんたが盗賊になったことを喜ぶかどうかまではわかんないかなぁ」
 
 酒をちびちびやりながら、レベッカは遠い目をして返答する。

「ま、そうだろうな。
 
 俺にもわかんねぇ。
 あんたがあそこにいた年頃には俺はもう路地裏で腹空かせながらゴミ箱を漁ってたからな」
 
 生きるのに必死だった頃嗅いだ、路地裏のすえた臭い。
 今では懐かしいとさえ思う。 
 
「…そう」
 
 レベッカもまた生きるのに必死だった過去を思いながら、ユーグの言葉に一言で応じた。

「…まぁな」
 
 盗賊とは即物的で現実主義者である。
 2人とも胸中は互いに無様に出したりはしない。
 過去に浸って仕事をしくじるようなことは、この2人ならまずないだろう。
 
 再び沈黙。

「なぁ、あんたとファビオ、どっちが《投擲》は得意なんだ?」

 酒豪と名高いレベッカが、3杯目のミード酒を顔色1つ変えず飲み終えた頃、ユーグがぼそりと聞いた。
 その声は低く、聞きづらいほどだった。

(プライドを捨てて、私に頭を下げたくなるほど悩んでるってわけね)

 そう察しながらもレベッカは知らん顔で答える。

「技によるわね。
 
 あんたが望んでいるのは威力かしら、それとも距離?」
 
 レベッカは投擲術が専門ではない。
 ただ、その気になれば一時的にはかなりの技量を発揮できる。
 酒場に置いてあるダーツゲームでは負け知らずだった。

「今は《距離》だな」
 
 それを聞いてレベッカはすぐに頭の中の情報を整理する。
 レベッカは技巧を本分とするが、頭の回転も良いほうなのだ。 

「豚相手にてこずったのを気にしてるわけ」
 
 考えながら、皮肉さえ言ってみせる。

「…チ、年取ると耳が遠くなるんじゃなかったのかよ」

 思わず毒を吐き、思わず身構えるユーグだったが、レベッカはにやにやと笑っている。
 ユーグの憎まれ口が、痛いところを突かれたときの子供っぽい反発に過ぎないことを承知しているからだ。

「ま、私だったら足腰立たなくなるまで鍛えてやるんだけどね。
 
 今回の《先生》はファビオに譲るわ」

 ユーグはレベッカの男を惹きつける顔を見た。
 
 年齢はこの時代の結婚適齢期は過ぎている。
 しかしその色香はかえって艶かしく、その利発さも含めて素人目にはとても魅力的に見える。
 もしも彼女がただの女だったらユーグは直ちに口説いていたかもしれない。
 
 だが、レベッカは女の色香を使った暗殺者、という過去もある。
 流石のユーグも彼女に手を出す気は無かった。

「…ま、教えてくれるかどうかはあんた次第ね。
 
 何せあいつの禁じ手のひとつらしいからねぇ」
 
 そう言いながら、レベッカは優しい眼をしていた。

「…無理矢理にでも教えさせるさ」

 レベッカはこの上もなく魅力的で意地悪な表情で微笑んだ。

「ま、地獄を味わってくるのね」
 
 空になった杯を指で弾いて鳴らし、レベッカは肩をすくめた。

「へ、あんたと比べたらあいつなんざ、天使だぜ」

 ユーグは代金をマスターに手渡すと席を立った。
 
「…1つだけアドバイスしてあげるわ。
 
 《投擲》は投げちゃダメ。
 《撃つ》つもりでやってみなさい。
 
 自身は弓。
 その手は弦。
 
 ま、私なら石弓でも用意するけどね」
 
 驚いてユーグがレベッカを見る。
 盗賊は手の内や技術を無償で教えることはまず無いのだ。

「…ぼこぼこの不細工な面で戻ってきてガリーナちゃんに嫌われないようにね」
 
 そこには4杯めの酒を頼むレベッカが、幸せそうにつまみを齧っていた。
 
 今日のレベッカはいつもより口が軽いようだ。
 やはりユーグの前では少し意識するのだろうか。
 
 真顔に戻って、ユーグが立ち去りざまに言った。

「…顔で男を選ぶ女なんぞに惚れはしねぇさ」

 そう呟いたユーグに、レベッカは1つ頷いた。
 
「ま、あんたの顔じゃ納得だわ」
 
 今度はふてくされて、ユーグは荒々しく酒場のドアを閉めて出て行った。


「ニコロさん、そうじゃないわッ」

 レナータの厳しい声が洞窟内に反響している。
 
 洞窟に入りながらシグルトはその音に方眉をあげた。
 彼女がこんなに声を荒げるのを始めて聞いたからだ。
 
 奥へゆっくりと歩きながら、シグルトは最初ニコロとレナータが喧嘩でもしているのかと思ったほどだった。
 
 おかしいと思われたのは聞こえてくるレナータの声だけではない。
 いつもなら優雅に漂っているかのように存在する精霊たちがどことなくざわついているように思えるのだ。
 今や精霊たちの姿を視認することも可能になったシグルトには、いつもよりはっきりとその変化が感じられた。

(洞窟全体が何か穏やかじゃないな)

 果たして洞窟の奥、レナータがいつも静かに佇んでいるその場所へ辿り付いたシグルトが目にしたものは大粒の汗をかき息を荒げて倒れたニコロと、それを苛立たしげに見下ろすレナータだった。
 
 あたりには、たった今まで両者によってこの場へ呼び出されていた水精の気配が濃厚に残されている。

(ケルピー、か…)

 シグルトは以前、レナータの話に登場した荒れ狂う水の精の名前を思い出した。
 
 半魚半馬の精霊、水の怒りの顕現。それが本物の馬に乗り移ったとき魔物として名高いケルピーが誕生するのだ。
 シグルトはレナータの苛立ちはこの水馬を召喚したときに生じる精霊術師と精霊の同調の影響かもしれないな、と漠然と考えた。
 
 それにしてもレナータがここまで苛立つのは珍しいことに違いない。
 例え、同調の影響を受けていたとしても彼女もベテランの精霊術師なのだ。

「そんなんじゃ、海馬は制御できないわよ…」

 レナータの棘を含んだ声が洞窟に小さく木霊し、ニコロは小さく頷いて立ち上がる。
 そのときになってようやくニコロが、洞窟の壁に手を置いて彼の方を眺めているシグルトの存在に気付いた。

「シグルトさん…」

 ニコロが微笑んで頭を下げ、シグルトも無言のまま礼を返す。
 
 レナータも振り返り笑顔を浮かべて頭を下げる。
 レナータの笑顔にはぎこちなさが露になっていたが、しかしシグルトはそれに気付かなかった。
 シグルトがニコロに異変に気付いたからだった。

「ニコロ…君は、ナイアドを?」

 いいにくそうにいうシグルトにニコロは頷いた。
 
 レナータもシグルトの登場でようやく心を落ち着けたのか、いつもの彼女らしい落ち着きを取り戻して彼らのために椅子を用意した。
 彼女の住居は3人の人間が入るには狭すぎるからだ。
 
 波のすぐ隣で彼らはそれぞれ椅子に座り、ニコロが持ってきていた果実水とシグルトの持ってきた焼き菓子を囲んだ。
 
 3人がゆっくりとこの場所で会話するのは始めてだった。
 互いに面識を持っていたとはいえ、大人しいレナータと内気なニコロ、無口なシグルトの3人である。
 
 最初ぽつりぽつりと近況を話していた3人は、ニコロがナイアドを失う経緯に話が及ぶにいたりようやく口も軽くなってきたようだった。

「…そうか、そんなことがあったのか」

 シグルトはいつになく深刻な顔で頷いた。
 喪失感を知る者が、その痛みを思い出した時にする表情。
 他の2人はさすがにそれに気がつくほどではなかったが。

「ナイアドを失ったことは…僕にとって姉妹を失ったのと同じくらい…悲しいことでした」

 ニコロは今は行ってしまったナイアドの姿を思い浮かべながら語った。シグルトにもその心の内は理解できた。
 彼自身、大切な人を失った過去を持っているのだ。

「最初、これ以上新しい精霊と交感することはやめようと思っていたんです。
 
 でも…依頼をこなす内に、そうじゃない、と思うようになったんです。
 自分自身がもっと肉体的にも精神的にも強くなり、精霊たちが今まで以上に自由に《この世界》で力を振るえるようにすること、それが必要だと考えるようになったんです」

 ぼそりぼそりと呟くニコロには悲しみと同時に静かな決意が漲っているのが、レナータにもシグルトにも分かった。

「でも…ニコロさん。
 
 やっぱり貴方の力でケルピーを制御するのは難しいわ」

 レナータは言い難そうに、だがきっぱりといった。
 
 海馬は力強い精霊だがニコロの性格には合わない。
 というのは、かの精霊を行使するものは荒々しく狡猾な海馬の力に屈することなくかの精霊を《乗りこなす》資質が求められるからだ。
 
 最初、ニコロがケルピーを操る術を学びたいといってきたときもレナータは同じことを言った。
 だが、彼は頑として聞かず、彼女に頼み込んだのだった。

「…でも、僕が操れそうな水精で力を持つ者といえば、ケルピーぐらいしか」

 ニコロは思いつめたように呟く。
 レナータは溜め息をつきながら小さく頭を横に振った。

(2人とも苛立っているな。
 
 特にレナータは…)
 
 そう思いつつ黙って2人のやりとりを聞いていたシグルトは、やがて2人が黙りこんでしまうと、ようやく口を開いた。

「ナパイアスについては話していないのか…レナータ?」
 
 シグルトはいつものようにシンプルに、しかしばっさりと本題から切り出した。

「…!」

 レナータの顔がさっと青ざめるのがシグルトにも分かった。
 しかし彼はレナータがナパイアスについてどう考えているかを知った上であえて口に出したのだった。
 
 ケルピーほど危険ではなく、だが力を持った精霊、ニコロが求める精霊といえばナパイアスしかいない。
 
 シグルトにしては軽率にも思えたが、最も身近な友を失い苦しむニコロの心を少しでも楽にしてやりたいという想いが勝った結果であった。
 自分の力が足りないばかりにナイアドを失ったと思い、自らを責めるニコロをかつての自分と重ね合わせたからでもある。
 
 いつも泰然として動じないが、シグルトは決してただ冷静ではなく、時に激しい感情に身を任せることがあるのだ。
 過激なわけではないが、思ったら迷わない。
 それは彼の美徳でもある。

「ナパイアス…?」
 
 ニコロが聞きなれない精霊の名に眼を瞬く。

「ああ、そうだ。
 
 “渓流のすれっからし”、“水のじゃじゃ馬”…"渓谷の魔精"というのもあったか。
 呼び方は色々らしいがな。
 
 随分、力を持った精霊だそうだ。
 ただ一癖も二癖もあるらしいが…」
 
 ナパイアスについて説明しようとするシグルト。

「シグルトさんッ!!」

 だが、シグルトの話を強い口調で遮ったのはレナータである。
 彼女はさきほどよりも苛立たしさを増した口調でまくし立てた。

「どういうつもりなんですか…!?
 ナパイアスの話をするなんて…
 
 あの精霊が危険なことは前にもお話したはずです…!」

 レナータの声にびっくりしたのはニコロだけではない。
 ある程度の叱責を予測していたシグルトでさえ、ここまで感情を昂ぶらせた彼女の声には驚かされたのだ。

「…とにかく、もうナパイアスの話はしないでください!
 
 あの精霊を使役しようとして、逆に全身の血を抜かれて命を落とした精霊術師も過去にはいたのですよ!?」
 
 やや穏やかな印象のある彼女の碧い眼は、今まで見たことがないほど釣りあがっている。
 唇を噛み締めて震えるように拳を握るレナータは、痛々しいほど激しい感情を示していた。

「…わかった。
 
 配慮の無いことをした。
 すまない、レナータ」

 シグルトは素直に頭を下げた。
 
 レナータの機嫌を損ねたことは素直に悪いと考えたし、ニコロには確かにその存在を伝えたのだ。
 これ以上、この話を続ける必要はないだろう。
 シグルトは頭を下げながら思った。
 後はニコロ次第なのだ。

「…ニコロさん、とにかくケルピーもナパイアスも諦めるべきです。
 
 それより、あなたならもう少し力をつければウンディーネを完全な形で使えるようになります。
 力を手にしたいなら、それを目標になさった方がいいと思います」

 レナータはようやく感情を抑えてニコロにそう告げた。
 不承不承といった感じで頷くニコロ。
 やがて彼は立ち上がると、「また来ますね」といって洞窟を立ち去った。
 そのときシグルトがぼそぼそとニコロに呟いた。
 ニコロはそれに答えて頷くと、とぼとぼと洞窟の入口を目指して歩き去ったのだった。
 
 彼が去った後、レナータはうなだれた様子でシグルトに謝った。
 
「すみません、私、感情的に怒鳴ったりして…」
 
 シグルトは優しく首を左右に振る。
 
「ニコロは君の大切な弟子だろう?
 
 俺が知った顔で口を出すのは、確かにおかしい。
 悪かったと思ってるよ。
 
 だが、男は強くなりたくて焦るときもある。
 多くの女性から見れば、愚かな行為に見えるかもしれないが。
 
 …俺も昔そんな時期があったよ。
 
 理解しろとは言えないが、ニコロの焦りる気持ちは汲んでやってくれないか?
 
 …大切なものを失ったばかりのあいつは、今一番辛いと思う」
 
 レナータは、はいと頷いた。
 
 シグルトは不思議な男である。
 レナータと大して歳が変わるわけではないのだが、どこか老人のような深遠を感じさせるのだ。
 
「さて、じゃあ俺も行くよ。
 
 また来る」
 
 そう言って立ち上がったシグルトは、突然ふらりとよろめいた。
 
「シグルトさん!!」
 
 駆け寄って支えたレナータに、シグルトが謝る。
 
(…なんて冷たい肌…)
 
 シグルトの身体は、水の精霊との関わりで体温がやや低いレナータが違和感を感じるほど冷え切っていた。
 
「…古傷のせいで、寒い時期には調子が悪くなるようだ。
 
 何、火酒でも飲めば落ち着くよ。
 君も身体を冷やさないようにな」
 
 苦笑するシグルト。
 しかし、レナータはその言葉を信用できなかった。
 
 精霊たちが心配そうにシグルトを見ているのだ。
 彼のいつも溢れるようなその存在感がとても希薄に感じられる。
 それはまるで臨終を待つ老人のような雰囲気で、思わずレナータはシグルトの服を強く掴んでしまう。
 
「レナータ?」
 
 黙ってレナータは水の精霊を呼び出し、シグルトに癒しを施した。
 
「…シグルトさんは無茶をし過ぎです」
 
 悲しそうに言ったレナータにシグルトは、悪かった、とまた謝るのだった。


 ニコロとシグルトはいつもとは違う場所で葡萄酒を口にしていた。
 
 『碧海の細波(さざなみ)亭』。
 港のすぐ傍にある小さな酒場だった。
 ニコロが蒼の洞窟を去るとき、時間があればここで会おう、とシグルトが誘ったのだ。
 
 ニコロもなかなかの美青年だが、大人の魅力と精悍さを身につけたシグルトと並ぶとやはり見劣りがする。
 だが美しい青年の二人組が女気なしで酒を飲んでいる様子は周囲の注意をひいているようだ。
 
 2人が席についてから既に何人かの娼婦達が声をかけてきていたが、その度にシグルトはぶっきらぼうに彼女達を追い払わなくてはならなかった。
 ニコロはこういうとき赤くなって俯いてしまうだけだったから、こういう仕事は自然シグルトの役割になってしまう。
 
 シグルトの女っ気の無さは、冒険者たちには有名である。
 たとえ、絶世の美女が裸で誘ってもいつもの仏頂面だろうと噂されるほどだ。
 
 だが女性に優しくないわけではなく、差別的な女性扱いはしないが、異性としてちゃんと配慮し敬意は払う。
 レベッカがシグルトになぜそのようなことが出来るか聞くと、いつものように苦笑して、妹のおかげだな、と言ったそうだ。
 
 ニコロはそんなシグルトの性格を羨ましく思う。
 彼はシグルトほど異性の扱いに慣れていない。
 
 そんなニコロの内心に気付く様子も無く、シグルトは先ほどからの話の内容を続けた。
 
「…やはり君も気付いていたのか」
 
 それはレナータの今日の態度から、どうも彼女の様子がおかしいという話題だった。

「…はい。
 
 確かに今日のレナータさんは少し変でしたね」
 
 ニコロはシグルトに首肯した。

 2人が落ち着いて話をできるようになったのは、シグルトが何枚かの銀貨を酒場のマスターに手渡して、人目を引かない奥のテーブルを用意してもらってからのことだ。

「最初は…女性にはつきものの《あの》苛立ちかなとも思ったんだが…」
 
 男同士では意外にもざっくばらんにこういう話ができるシグルトである。

「え、あ、はい…でも、それは違うと思います。精霊は、その、そういう時期を嫌いますから…」

 照れ臭そうに答えるニコロと異なりシグルトの顔は淡々としたものである。
 レベッカやユーグあたりがこの場にいたらニコロはやっぱり餓鬼だ、とからかうことだろう。

「…やはり、何かあるのかもしれんな」
 
 シグルトは、俺は鈍いからな、とため息をつく。
 ニコロから見ればとても鈍いとは思えないのだが、シグルト曰く、それなりに気をつけてこの様、らしい。

「…シグルトさんが先に言っていたケルピーとの同調も多少影響していると思いますが、レナータさんほどの精霊術師がそれだけのことでそこまで影響を受けるとは思えませんし。

 …何かあると思った方がいいでしょうね」

 シグルトは手に持った酒をぐいと呷るとふうと息を吐き出した。

「やはり、しっかり確認すべきだな。
 …俺が行こう。
 
 すぐに行くのもおかしいから、数日経った後、もう一度レナータの元を訪ねてみる。
 君はその間、やはり行くつもりなんだろうな、『ソレント渓谷』へ」

 ニコロはこくりと頷いた。
 『ソレント渓谷』はシグルトが以前レナータから聞き出した場所だった。
 ナパイアスの棲む場所。
 アレトゥーザの北東にある渓谷だ。
 
 この辺りでは“魔の渓谷”として敬遠する者の多い場所だった。

「僕はそこでナパイアスと会ってみようと思います。
 
 …御心配なく、危険なら逃げてきますから…仲間のためにも命を落とすわけにはいきませんからね。
 シグルトさんは、僕がこんなこと言うのは変ですけれど、レナータさんのこと、よろしくお願いします」

 ふっと笑みを浮かべてシグルトはわかった、と頷いた。
 
 それからしばらく2人はリラックスした様子で様々なことを語り合った。
 過去の冒険のこと、出会った敵の特徴や弱点、チームで行動する際に気をつけること。
 
 やがてシグルトがそろそろ帰ろうか、と呟いて立ち上がるとニコロもそれに習い、2人は酒場を離れた。
 
 夜風に当たりながら悠久の風亭へ歩き出した2人だったが、外に出てからはほとんど互いに言葉を交わすことは無かった。
 元々饒舌とは言い難い2人である。彼らはしばらく微風爽やかな月下のアレトゥーザを沈黙したまま歩いた。
 やがて、父の墓に寄っていこうと思います、と言って別の道を行こうとしたニコロを呼び止め、シグルトは少し自嘲気味に言葉を紡ぐ。

「なぁ、ニコロ。
 失うものは少ないほうがいいに決まってる。
 
 失わないために俺も強くなりたいと思うよ、少し無茶してもな…」
 
 ニコロは驚いた顔でシグルトを見つめた。
 
 シグルトについて、ニコロが感じることは《鋼》のような男だということだった。
 強く引かず、真っ直ぐな眼差しはいつも先を見つめている。
 
 きっとこの男ならば後悔する行動などしないだろう、と感じさせるたくましさがシグルトにはあるのだ。
 
「シグルトさん?」
 
 ニコロの前で、シグルトはいつも腕に巻いた布をさっと解いた。
 無残に引き攣れたその傷にニコロが息を呑む。
 
「…俺には竹馬の友がいた。
 
 粗野で軟派な奴だったが、好い奴だったよ。
 その男の妹は俺の妹の親友で、もう1人の妹のように思っていた。
 
 大切な母と妹がいた。
 
 俺の母親はいわゆる貴族の妾でな。
 だが、俺と妹を養うために、母は不名誉を恐れない人だった。
 
 だから、俺はせめて母や妹に恥じない男になろうとがむしゃらに腕を磨いたよ。
 おかげで、故郷ではそれなりの戦士になったはずだった。
 
 尊敬するには優しすぎる父がいた。
 でも決して嫌いになれない、好い人だった。
 
 そして婚約者がいた。
 心から愛していたよ。
 今でも時々彼女を夢に見る。
 
 でも、今の俺の側には誰もいない。
 故郷からずっと残っているのは…傷痕と、思うように動かない身体と、過去という思い出だ。
 
 俺の決意が、決断が、力が至らなかったせいだ。
 
 故郷の冷たい土の中には、俺の友とその妹と父が眠っている。
 
 母と妹は修道院に籠もっている。
 
 愛した女性は他の男の妻になった。
 
 …今でも思い出して、様々なことを未練に思う。
 
 君も失って気付いたから力を求めるんだろう?
 
 なら、頑張ればいい。
 これ以上失わないために」
 
 ニコロにそう言って苦笑したシグルトは、とても優しい目をしていた。
 そしてニコロは気が付く。
 シグルトは沢山のものを失う慟哭を知っているからこそ、こんなにも強いのだと。
 
 まるで砕けた鋼が鍛えなおされるように、シグルトは決意を持ってそこにいるのだ。
 
 熱い勇気がニコロの胸に湧く。
 
「…強くなります。
 
 仲間と一緒に!!!」
 
 そうしっかりと頷いたニコロの肩を、シグルトは優しく叩き、また酒でも飲もうと微笑んだ。
 
 その後、シグルトは相談があるといって、明くる日の再開をニコロと約束した。
 『ソレント渓谷』への旅立ちはその後に、ということになった。
 
 
 次の日のこと、ニコロはオーベとレイモンを伴ってアレトゥーザにある公園に訪れた。
 
 シグルトはパーティの副官的存在のレベッカと一緒にニコロたちを待っていた。
 
「元気か、オーベ。
 
 レイモンは…色々あったみたいだな」
 
 レイモンの白髪を見て言うシグルト。
 そこに蔑んだものはまったくない。
 少しのいたわりと、深くは問わない思いやり。
 
 シグルトの美徳はたくさんある。
 中でもレイモンは、誰にでも嫌味のない敬意を持って接するシグルトの誠実さは素晴らしいと思う。
 オーベは、心身ともに強靭な部分を持ち、奢らず努力するこの青年を気に入っているようだ。
 確かに、シグルトは好漢である。
 だが、レイモンにはシグルトの持つ危うい何かが感じられた。
 
 大切なもののために無茶が出来るが、それで身を滅ぼすことを覚悟しているある意味では潔く、ある意味では危険な決意だ。
 シグルトの無茶は若いものの持つ、好戦的で無謀なものではない。
 大切なもののために身を削る献身。
 あるいは己の寿命を悟ったものが持つ、生きたことを残そうとするはかなさ。
 彼の強さを感じつつ、それが分かるレイモンはシグルトの持つ危うさが気がかりだった。
 
 出会った頃、シグルトを見るニコロの焦りを感じたレイモンは、彼を少し警戒していた。
 商売敵であり、彼らが強い結束と人気を持っていたことを知り、パーティの呼び名が似ていたこともあり、彼らに仕事をとられないかという心配があった。
 
 だが、今ではその心配はあまり無いと感じている。
 
 それは、このシグルトという冒険者のためである。
 シグルトは仕事の奪い合いになったら、基本的に身を引くように仲間に持ちかけるという。
 金に困っている後輩の冒険者がいれば仕事を世話したりするし、他の冒険者に頼まれると、悪辣なことでない限りたいていのことは快く受けてくれる。
 
 昨日ニコロが随分とすっきりして顔で戻って来た。
 聞けばシグルトに会って酒を飲んだという。
 
 最初はニコロがシグルトの存在感に焦りを感じていることがよくわかった。
 だが今のニコロは、若者が少し年上の存在に憧れるような爽やかな眼をしている。
 
 おそらくは昨日、シグルトなりになにかアドバイスをしてくれたのだろう。 
  
「聞けば19歳だとか。
 
 数多くの冒険者を旅の中で見てきましたが、彼ほど克己心のある若者はいないでしょうね。
 彼がリーダーだと言えば皆納得するでしょう」
 
 ニコロがシグルトと話している脇で、そっと語りかけるレイモンに、そうじゃな、とオーベは頷いた。
 
 オーベはたった一人で悪漢に立ち向かい、強力な魔法に撃たれながらも戦いぬいたシグルトの勇気をとても評価していた。
 
 それに、付き合う上でもシグルトの反応は快い。
 
 差別的な視点は一切無い上で、違う種族としても年上の戦士であることもちゃんとふまえた敬意をオーベに払う。
 しかも、卑屈さや下心がまったく無く、本心でそれが出来るのだ。
 
 寡黙なほどではないが饒舌ではなく、義侠心を持ちながら押し付けがましくもない。
 
(昨今、これほど気持ち好い漢はそうおらんわい)
 
 噂で聞いたが、シグルトは努力家としても有名らしい。
 早朝から武術の鍛錬をし、その合間に後輩の指導もするという。
 
 だがシグルトはそれは当たり前のことだという顔で、威張る様子も無い。
 しかし、彼の冒険者としての後輩がシグルトの前で侮辱されたとき、毅然と相手に謝罪を求めたと言う。
 誇りもあり、人のそれが分かり重んじられるということだ。
 
 オーベは完璧だの天才だのと噂されるシグルトが、驕らずに努力して実力を高めていることにとても感心していた。
 老いて戦士になったオーベは努力を惜しまない。
 そうしなければ力を維持することができないからだ。
 だからこそ、己を磨くことが出来るシグルトを同胞のように感じることもある。
 それに、シグルトの持つ武骨さや気骨はドワーフのような誇り高さを感じさせるのだ。
 
(あやつの存在がうちのニコロを磨いてくれるとよいがの)
 
 オーベは微笑ましく感じながら、シグルトとニコロを眺めていた。
 
 シグルトはニコロとの会話を終えると、“風を駆る者たち”の一同を見回して語りだした。
 
「急に呼び出して悪かったな。
 
 実は、噂であんたたちが《鉱石》を手に入れたと聞いて、できれば譲ってほしいと思ったんだ。
 金を出すことも考えたが、それでは貴重な《鉱石》に見合わないかもしれないと思って、こちらも手持ちの魔法の品を持って来た。
 
 それに、昨日ニコロと酒を飲んだとき、愛用の剣がかなり痛んだと聞いてな。
 特別なものだから、彼に使ってもらえればと思ったんだが…」
 
 そう言ってシグルトは布包みから金色に輝く戦闘用の斧と、緑の光に包まれた木製の剣を取り出した。
 どちらも淡い魔力の輝きを放っている。
 
 オーベの眼が丸くなった。
 
「こっちは遺跡で穴掘りをしていてみつけた斧なんだが、【護光の戦斧】という使い手を攻撃から護る魔力が宿ったものだそうだ。
 …俺たちには斧を使う奴はいないが、オーベさえ気に入ったらどうかと思ってな。
 
 もう1つは鉄鋼樹という霊木の枝で作られた剣だ。
 その霊木の精霊自ら魔力を込めた、生きた魔法の剣という感じだな。
 刃こぼれしても勝手に再生するし、硬さは本物の鋼鉄に劣らないのに普通の剣より軽いから扱いやすい。
 それにこの剣は精霊が嫌う鉄の匂いがないから、ニコロにどうかと思ったんだが…
 
 これ2つで《鉱石》を譲ってもらえないだろうか?」
 
 うなるオーベ。
 
「オーベ、この品物は《鉱石》に詳しい貴方から見てどうです?」
 
 レイモンの言葉に、オーベは首を横に振る。
 
「単純な売値では、1つでわしらの持つ《鉱石》の倍以上の価値はある。
 
 そもそも魔法の武具は存在自体が貴重なんじゃ。
 まして、作る前の材料と完成品じゃからな。
 
 【護光の戦斧】は世に何本かあると聞いたことがあるが、わしの知る1本はあるドワーフ族の宝じゃった。
 魔法の斧は数が少ない。
 斧を使うわしとしては喉から手が出るほどの品じゃな。
 
 剣の方も素晴らしい品じゃ。
 見かけから価値は低いじゃろうが、分かるものなら数倍の金を出しても惜しむまい。
 
 レイモンよ、ここでわしの目を頼った以上、あまり悪辣なことはさせられん。
 ドワーフの名誉にかかわるからの。
 
 武器1本、剣の方を鉱石と交換してはどうじゃ?」
 
 そう言いつつ、オーベの眼は【護光の戦斧】に注がれている。
 
「…そうですか。
 
 他の魔法の品といえば高価なものなら【賢者の杖】ぐらいですが、あれは私たちにとってもかけがえの無いものですし。
 でも、こんなチャンス、めったにありませんからね。
 
 他にあるものと言っても…」
 
 そう言って黙り込んだレイモンに、今まで黙っていたレベッカが、じゃあこうしましょう、とオーベが持っていた袋から葡萄酒の酒瓶2本と、ついでに見つけた辞書らしきものを指差した。
 
「お酒はいろいろ役立つし、辞書の方はうちの坊やがこういうの好きなのよ。
 
 それに、この武具を手に入れた功労者のシグルトたっての願いで、この武具はあんたたちに使ってほしいんだって。
 そっちの品目が2倍ってことで、とりあえず手を打たない?」
 
 レベッカとしては鉱石をブレッゼンに持ち込んだときにもらえるお金や品を考えての交渉だった。
 この女盗賊には、損を儲けに変えるそれなりの計算がある。
 さすがにそこまでは、人の好いリーダーや交渉中の相手に正直に話すことはしないが、その上でも十分フェアな交換条件だとレベッカは思う。
 
 レベッカがその気になればもっと大金に換えることもできるのだが、相手は親しい間柄のユーグのいるパーティである。
 あまりあくどいな交渉はレベッカもしたくない。
 
「そのかわりと言っちゃなんだけどレイモンさん。
 
 うちの年寄が1回貴方と会って、信仰についてお話したいんですって。
 アイツも司祭様の肩書き持って、ここの教会に足繁く通ってる割にはレイモンさんに会えないってぼやいてたわ。
 
 よかったらあの年寄りのお話に付き合ってあげてほしいのよ。
 …どうかしら?」
 
 レイモン自身も、スピッキオには一度会ってみたいと思っていた。
 何度かマルコ司祭にも話を聞いた事がある。
 
「そのようなことなら、喜んでお受けしましょう。
 
 私も是非スピッキオ殿にはお会いしたいと思っておりましたので」
 
 そして、和やかに両パーティの道具のトレードが終わったのだった。

 
 
 Martさんとのクロスももうじき大きな山場。
 これはその前触れみたいなものです。
 
 というわけで、長らくお待たせした感じですが、Y2つバージョンの公開です。
 いやぁ、本業が死ぬほど忙しくてなかなか書けませんでしたが、ようやく公開です。
 微妙にMartさんの方と違う部分もあったり。
 
 今回のクロスでちゃっかり【鉱石】を手に入れてしまいました。
 クロスの面白い使い方ですねこれ。
 
 今回Martさんの“風を駆る者たち”に渡した【護光の戦斧】は、元は『埋もれた神殿』の【強金斧】だったのですが、今のカードワースのバランスではあまりに強すぎるので、売ってしまおうと思っていました。
 しかし、丁度その頃オーベの斧云々を思い出し、勢いで作ってしまったのですよ。
 ポニーIさん、強引な手法ですみません。 

 【護光の戦斧】がほしい方は公開中の『風たちがもたらすもの』で買えます。
 できたらVer0.99からDLしてください。(もうじき公開していただけると思います)
 
 今回の入手品は…
 
・【黒曜石】
・【紅曜石】
・【葡萄酒】×2
・【魚人語辞書】
 
 消費は
 
・【鉄鋼樹の剣】
・【強金斧】(【護光の戦斧】と入れ替え)
 
 でした。
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コメント
こんにちはm(__)m
今回は、戦闘とかは無かったですが、読んでいてドキドキしてました。
もう、言葉では表せない素晴らしさです。
シグルトさんは、架空の作品の登場人物では、一番好になりました。真の強さを持った、素晴らしい英雄だと思います。
かつて、これほどまで魅力的でいきいきしたキャラクターを見たことがありません。素晴らしいです。

風屋さん>
ver0.99ダウンロードしました。
宿に商人がやってくるところが、大好きなのですが、神を倒す力は高いですね・・・どうしても欲しいので、現在高額報酬のシナリオをプレイしてます。(現在9380SPです。)
消耗品はいい感じですね♪駆け出し冒険者にうってつけです。宿をもう一個作ってみようか迷ってます。

それにしても、カードワースって楽しいですね☆

素敵なリプレイをありがとうございますm(__)m
お仕事も頑張ってください。

それでは失礼いたします。
【2006/08/18 12:41】 | らっこあら #mQop/nM. | [edit]
 いらっしゃいませ、らっこあらさん。
 
 お盆の季節が終わっても急な仕事でなかなか時間が取れず行動が遅いです。
 御返事がいつも遅れて申し訳ありません。
 
 シグルト、あまりにスーパーヒーローになりすぎて嫌われないかビクビクしています。
 シグルトをかっこよくしているのは、単に彼の素朴さや人間らしさを強調するための布石でしかないのですが、かっこいい主人公ってなぜか嫌われますからねぇ…
 まぁ、シグルトの場合、かっこうがいい分不幸なんですが。
 
 私は英雄性とは選ばれるものではなく、その人物が行った功績だと思います。
 美しいとか、強いかではなく、何を成して英雄を呼ばれるか、です。
 ひねくれものですので、思いっきりかっこいい描写をして、いつそれをぶち壊すか分かりません、私の場合。
 
 ちなみに私は辛いものを食べて嬉しそうだったり、子供と楽しそうに遊ぶシグルトの素朴さが好きです。
 
>『風屋』
 バグがまた…
 情けなくて枕を涙でぬらしています。
 申し訳御座いません。
 新バージョンのスキルと交換して使ってくださいね。
 
 もう、『風屋』の品は増えないと思います。
 まだスキルのアイデアはいくつか残っていますが、別の機会に使おうと思います。
 
 現在リプレイ用のテキストをせこせこと書いてます。
 早めにUPできるとよいのですが。
【2006/08/22 02:26】 | Y2つ #TIXpuh1. | [edit]
こんにちはm(__)m
キムチ鍋を作ったので、シグルトさんに食べて欲しい感じです。
とても、辛い!わけではないのですが、辛子味噌や豆板醤などを入れて、味を整えたのでそこそこ美味しかったです。
真面目に、シグルトさんと食事したり飲酒したりしたいです。
(シグルトさんは確か19歳だったと思うので、日本の法律では飲酒できませんが・・・)
リプレイ頑張ってください。
それでは、失礼いたしますm(__)m
【2006/08/22 18:06】 | らっこあら #mQop/nM. | [edit]
 いらっしゃいませ。
 
 返事がいつも遅いですね。
 すみません。
 
 歴史上西洋に唐辛子が登場するのはかなり後みたいで、ぺペロンチーノって歴史が浅いのかもしれないなぁ、などとどうでもよさそうなことを考えている今日この頃です。
 
 キムチは大好きなのですが、食べ過ぎると腹痛になります、私の場合。
 激辛は完全にアウトです。
 辛いもの、暑いときには格別なのですが、自分の弱い胃腸には困ったものです。
 
 私の考えるCW世界では、15歳で若者=成人という感じです。
 そのかわり結婚適齢期や大人としての扱いも早くされるのだと思います。
 若造扱いはされるのでしょうが。
 ちなみに25歳前後で大人、50前後で老人かなぁというのが最近のイメージです。
 
 中世って子供でもがぶがぶ飲みそうですね、お酒。
 
 私、体質でアルコールがまったくダメです。
 煙草も吸えないので、かなり損してるかもしれません。
 それとも酒税と煙草税は浮くから得をしてるんでしょうか?
 
 楽しんでお酒が飲めないのは面白くないです。
 お酒の話はそのくせ好きなんですが。
 
 リプレイ、頑張ります。
 またいらしてくださいね。
【2006/08/29 16:06】 | Y2つ #TIXpuh1. | [edit]
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